(電話相談)浪人したのに、第一志望の明治大学の補欠合格も?
2020年2月11日・更新:
2017年10月15日号・コラム:
「和訳」を少しも書かずに、目で読むだけで、「思考力」はつく?
よく、
大学入試の英語長文読解の練習で、
▲和訳を書かずに、・・・・・・目で読め!
と言う先生がいる。
これは、間違いではない。
しかし、常に「和訳を書かない」というのでは、困る!
私の35年間にわたる難関大学入試の合格指導経験からすると、
▲目で読むだけでは、・・・・・・「思考力」が、養成できない!
ということが、
生徒たちの学習の「事実」から、
わかっている。
大学受験生のいる「現場」でしか、知り得ない「事実」!
これは、
受験生のいる現場、
◆難関大学受験を、本気で目指す、高校3年生や、浪人生のいる「現場」
で、
実際に長期間、教えた経験がないと、
知り得ない「現実」である。
教壇に立って、一方的に講義している先生には、ワカラナイ「実態」!
しかも、
▲高校や、予備校や、塾の「集団授業クラス」の教壇に立って、一方的に、講義をしている先生には、
知り得ない。
生徒たち一人ひとりと、じかに対話して「思考力の実態」がわかって来る!
そういう先生でも、
●授業後に、生徒の質問に、時間をかけて、答えている先生なら、
「生徒たちの学力の実態」
を、知ることができる。
目で英語長文を読めという「理想論」では、高校生の思考力は、養成できない!
▲目で、入試英語の長文読解を、読ませる・・・という「理想論」だけでは、
生徒の「思考力」は、
ほとんど、伸びない。
自分自身が、高校生や受験生の時に、どうやって思考力を伸ばしたか?
その事は、
今の先生自体も、本当は、知っているハズである。
★初心者は「全訳」を、★中級者以上は「英文全体の意味を思考」し「要約」を書いてみる!
今の40代~50代の大人(おとな)たちの高校生時代や、受験生時代には、
多くの場合、授業で、
★「全訳」を書いて、
★できれば、「要約」を書いて、
★「文章全体の意味」を思考するように・・・
と、習ってきたはずである。
これは、全くもって「正しい上達法」だ。
私は、
以前には、大手予備校の大教室で、講義を担当していたが、
必ず、
★講義後には、生徒の質問に答えていたので、
http://r.goope.jp/ikawa-juku559/
◆「生徒たちの思考力の実態」
を、知っていた。
大手予備校を引退後は、
★マンツーマンクラス(1対1指導)や、
2~3名クラスを「専門」として、
◆生徒一人ひとりの「思考力の状態」
を、綿密に、見て来たが、
http://mbp-japan.com/tokyo/ikawa/service1/
やはり、
★英語長文の読み始めの段階では、「全訳」を書かせ、
★英語長文の「文章全体の意味」を、「思考」させて、
★「要約(要点)のメモ」を書かせる・・・
という
◆昔ながらの教授法が、最も効果的である
という考えは、変わらない。
事実、思考力が働かないと、早稲田大学(教育学部)の長文の意味が、解せない!
事実、
今週も、演習授業で、
早稲田大学・教育学部の英語長文問題を、
浪人生に読んでもらったのだが、
まったく、「思考力」が、働かなかった。
http://mbp-japan.com/tokyo/ikawa/column/47659/
和訳や要点を「メモして意味を考える」という経験が、高校生に大きく不足!
・・・・・・その理由は、高校生時代に、
▲▲▲「和訳」を書いたり、「要約(要点)」を書いたりして、「意味を思考しメモするという経験」が、大きく不足している
からに、ほかならない。
最初から「和訳」を書かずに、早稲田の長文が読めた人は、ほとんどいない!
今の40代~50代の大人(おとな)たちが、忘れがちな事は、
「今、あなたが、英語を、使えるのは、
★★★高校時代に、和訳を書いたりして、思考の基礎力を、確立してあるから
なのだ・・・。
★★★最初から、和訳を書かずに、早稲田の長文が読めた人は、ほとんどいなかった
でしょう・・・。」
ということである。
【まとめ】 「★メモして思考する」というスキルは、流行に関係なく、人生で重要なモノ!
★「メモして思考する」という「メモ力(メモ・りょく)
を、井川クラスの演習では、身につけていきます。
http://mbp-japan.com/tokyo/ikawa/seminar/