聞き取りやすい話し方
こんにちは、堀口メソッドボイススクールの堀口です。
今回は年齢と共に声が出しづらくなり当校を訪れた方が、どのように改善していけたかをお話していきます。
喉も筋肉で出来ている
加齢とともに筋肉が衰えてくる、というのは、足や手などの体感しやすい部分では理解しやすいと思います。
喉も筋肉で出来ているので年齢で衰えていきます。
そして、衰えてきたからと言って使わないでいると加速度的に筋肉が落ちていきます。
話しているとすぐ喉が痛くなったり、声が出しにくい枯れやすいという状態になってしまいます。
しかし、足が衰えてきたから急にマラソンしてしまえばケガをするように闇雲に大声を出すというような練習をしてしまうと、ただ喉を痛めてしまうだけになってしまいます。
喉の筋肉は繊細で痛めやすい部分なので適切な練習を適切に行っていくことが大切です。
当校では特に、喉に負担をかけない声の出し方から練習をしています。
喉に力を入れて喉だけで声を出すクセがついていると喉をすぐに傷めてしまいます。
若い時にはそれでも力づくで声を出していけるのですが、年を取るとそれが効かなくなってきます。
まず、この出し方から変えていく練習をするのです。
当校では、喉に意識を向けるのではなく、鼻腔で響かせる鼻腔共鳴を練習しています。
何故かというと、喉に力を入れるクセがあるから力を抜きましょうといっても、なかなかイメージできないからです。
ただ力を抜くのではなく、他に集中するポイントを作ることで力を抜いていけます。
その方の声を出しているときのクセを見て、その方が楽に声が出ている、響いて声が出せていると感じられるトレーニングをするのが重要です。
そうすればどなたでも、響く、楽な声を出せていると感じられます。
ただ、一瞬響く喉に負担のかからない声が出せても、力が入るのは長年培われたクセなので、すぐに日常で出す声は変わりません。
当校のレッスンの特徴でもあるのですが、この声が響いている状態を作ってからさらに話をする練習をしていきます。
話を組み立て伝える練習をすることで、その声で話せるんだ、その状態で話すと楽に話せるというのを体感と共にクセ付けしていけるよう練習をしています。
この時、話の組み立て、伝え方の練習も同時に行っているので声としてもいい伝え方、内容としても楽に組み立てられて良い伝え方が出来るようにと声、内容、両面を同時に練習していきます。
そうすると声の面でも伝え方の面でも自信がつき、実際の日常でもその声、伝え方で会話していけるようになっていきます。
人と会話することは一生続きますし、それが自分にとって望む声、伝え方が出来ると縁や機会も大きく変えていけます。
声を出すことに消極的になってしまうと、せっかくのあなたの可能性を狭めてしまうので、とてももったいないと思っています。ぜひ体験レッスンでも変化を感じられますのでお気軽にご予約ください。
無料で行っている体験レッスンを対面では小金井教室で、遠方の方はZOOMを使ったオンライン形式で行えます。その方その方のお話を聞いて私が行っていますので予約式となっています。電話や当校HPの申し込みフォームからご予約ください。
