昭和と令和のイジメの違いは?世界初のAI規制法を英語で理解する
企業倫理と消費者の責任について考えよう!
先週は、アメリカ大手アパレル会社が、人種差別につながるような、まぎらわしいキャッチコピーをつけた件について議論しましたが、今ひとつ何が問題なのか、ピンと来ない生徒さんもいたようです。
『人種と美の議論に炎上、ジーンズ広告について英語で考えよう。』
https://mbp-japan.com/tokyo/globalkids/column/5202985/
しかし、都立高生対象のニューヨーク研修から帰ったばかりの篠川心音さん(高2)が、下記のコメントを英語で明確にしていて、非常に印象深かったです。
「ニューヨークの看板や広告、ポスターは、いろいろな人種のモデルを起用していました。逆に日本の広告モデルが白人だらけであることが、非常に不自然なことであることがわかりました。この広告のキャッチコピーが問題になるのもよく理解できます。」
そもそも、日本は、人種的にも民族的にも多様性に欠ける均一的な環境であるからこそ、何が論点なのかリアリティーが持てないのでしょうね。
そこで、下記、小学高学年向けの教材ニュースを取り上げたいと思います。
アシックスが今年末までに、サッカーやラグビーのスパイクにカンガルーの皮を使用するのを、アディダスなどに続き、廃止することを決定したというニュースです。
このニュースの方が、生産する側と、消費する側、両方に求められる倫理について考えやすいのではないでしょうか。
私は、全ての企業は、利益を得ること以前に、まずは、この世界に対する責任、理念と倫理を明確にすることが求められると思います。
Asics will stop using kangaroo leather for its soccer and rugby shoes.
Asics announced that it will stop using kangaroo leather by the end of this year. Kangaroos are wild animals in Australia, and many people worry about animal rights and the environment. Asics says it wants to make sports shoes in a more responsible and sustainable way. This decision shows how companies can care about both people and nature when making products.
Discussion Questions (English):
Why do you think Asics decided to stop using kangaroo leather?
How can companies make products responsibly ?
What can we do as consumers to choose better products ?
How does protecting animals help life on land ?
Global kids英語会代表
(株)ダイバース・キッズ代表取締役
豊田朋子
Global kids英語会
http://globalkids-eigokai.com/
Global youth英語会
http://youth.globalkids-eigokai.com/
朝日新聞系広告web豊田コラム
https://mbp-japan.com/tokyo/globalkids/column/



