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飛び級も落第もあり!発信力を問う、海外の成績評価方法

豊田朋子

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テーマ:今週の授業(Global youth)

 
 今後、小学高学年、中高クラスの宿題は、海外の小中学校に習い、A~Fの段階
で評価し、授業中の各グループの対戦スコアに反映されます。
 Aは、実際の欧米の学校でもそうですが、特別にレベルが高いA+という段階があり、同じAでももう少し頑張れたはず、というA-があります。
 また、B,Cは普通ですが、D,Eは落第ギリギリで、Fは本当に留年や落第になり、小学生でも容赦ありません。
 逆にA+を連発している人は、上の学年に行く、飛び級が可能です。
 これらの成績は○×式のペーパー試験が2割、8割は、授業での発言、プレゼン、ディベイト発表、レポートの内容で決まり、その比率は日本の成績評価法と真逆です。

  興味深いのは、授業の発言回数も、回数だけでなく、その発言の内容も評価されるということ。
 娘がカナダの中学時代、発言を毎回し、レポートも頑張った社会の授業で、Bだったので、その理由を担任の尋ねると、
「発言の回数が多かったが、君はインパクトのある発言が少なかった。」と言われたそうです。
 その発言内容自体が、「授業の議論を発展させたか、新しくユニークなアイデアを提示できた」など、視点で評価されているとのことです。
 カナダの小中学校のクラスの平均人数は15名~20名です。
 少人数でなければできない、評価方法だと思います。
 

 
 

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豊田朋子
専門家

豊田朋子(英語講師)

株式会社ダイバース・キッズ / Global kids英語会

文字と音の法則で学ぶ「フォニックス教授法」をベースに、日本の子どもに欠けがちな発信力をはぐくむプログラムを実施。本格的な英語プレゼン大会で成果を発表。専門訓練を受けたプロ講師たちが熱意を持って指導する

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