ハロウィーンでネガティブ・ワードに楽しく馴染んじゃおう♪
YOASOBI、日本語のリズムを反映した英語バージョン
https://www.youtube.com/watch?v=HkFi-TTMTdY
「先生、YOASOBIの曲って、英語にも聞こえるようなおもしろい歌詞になっているんだよ」
などと、昨年あたりから、小学高学年から中学生の間で、この日本の音楽ユニットについては話題になっていたが、中高クラスは時事英語がメインなので、スルーしていました。
しかし、日々、教材づくりのために、海外メディアをチェックしていると、YOASOBIのタイトルが目に入るようになってきたのです。
例えば、アメリカでチケットが30分で売り切れたとか、先日の岸田首相が訪米の際に招かれた、バイデン大統領主催の日米晩餐会に、孫正義さんら日本サイドからの数々のセレブの中に、YOASOBIのお二人も招待された、などなど、時事英語のヘッドラインにも挙がってきたので、無視できなくなりました。
その代表作 「アイドル」を初めてじっくり聞いてみたら、これは、すごい!と早速レッスンで歌ってみることにしました。
何かすごいかというと、YOASOBIは全ての曲をE-SIDEという英語バージョンにするのですが、その際、日本語の歌詞の日本語のリズムを英語の歌詞にも反映させるのです。
私は音楽業界には全く詳しくはないですが、語学分野においては、大変野心的で斬新な試みに間違いないと思います。
本日は、「アイドル」の下記のフレーズを、日本語と英語で歌ってみます。
「アイドル」の中では、一番簡単なパートです。
So unconcerned, although you brightly glow
そう淡々と、だけど燦燦と
Confusing, why, why, why?
あれも、ないないない
Essential lie, lie, lie
これも、ないないない
So, now, answer this
さあ、答えて
日本語歌詞と英語歌詞が微妙に重なり、ライミング(韻を踏んでいる)していて、異訳ではありながらメッセージが一致しています。
もはや、音楽というより文学の新たなジャンルでは?と思うほどです。
YOASOBIが日米の若者に人気があることは、エンタメのジャンルを超えて、国際社会的に意味のあることのように思えるのは私だけでしょうか。
他にもっと、かなり微妙で発音やリズムも難しいパートがありますが、当中高クラスでは、YOASOBIの歌を毎回、ウォームアップに取り入れ、日本語、英語バージョン両方を制覇します!
当会中高クラスにご関心のある方は、こちら参照ください↓
http://youth.globalkids-eigokai.com/