「狭い子ども部屋が簡単に片づく3つのコツ」きれい収納Vol.1
こんにちは。きれい収納コンサルの高橋和子です。
本格的に寒くなりましたね。
空気がピーンと張り詰めたように冷たいです。
お風邪など引きませんように。
さて、前回の小学校低学年のお片付けで
クライアント宅での整理収納作業時にたまたま居合わせた
小学3年生女児のお片付けを紹介します
クローゼットと押し入れの整理収納作業のためクライアント宅を
訪問したら、休日で小学3年生の娘さんがいました
作業に入る前の段階として、どういう風に収納したいかやどうして
この現状になったかなどお聞きします
また、このクライアントは片づかなくて悩んでおられ、そのストレスも
かなり強かったので、併せてカウンセリングもしました
クライアントが、様々なストレスを話し、私がアドバイスしたり
お片付けの基本などをレクチャーしている時、娘さんは
じーっと聞いていました
実際の作業に入り、クローゼットの中の洋服を全て
出して「要る・要らない」の分別に入った時
娘さんがつまらなさそうに、ドアの所にいたました
隣の部屋からチラッと見えている彼女の学習机は
いろんなモノでゴチャゴチャしていました
そこで、娘さんに「やりかたを教えるので
学習机の整理整頓をしてみない?」と声をかけてみました
(勿論、親御さんに了解を得ています)
娘さんは「要る・要らないだよね」と。
さっきからのお母様と私のやり取りを聞いていて
すっかりやり方を覚えていました。素晴らしいです。
前回書いた手順で机の上から全部おろして選別に入りました
小学3年生でも自分の考え方や好き嫌いがあります
彼女に合わせて「学校や勉強に必要なモノ・必要じゃないモノ
(別の場所に移動)・好きなモノ(大好きなキャラクターグッズ)
・捨てるモノ(壊れたり汚れている)」のグリッドに分けてもらいました
☆学習机の整理整頓の順番
①机の上
②机下の大きな引き出し・袖引き出し
③ランドセルの中
上の順で全部を床に出して、仕分けをしてもらいました
娘さんは、何度も質問しに来たりしながらも殆ど一人で
仕分け作業をしました。エライです。
次に収納です。これは娘さんだけでは出来ないので
お母様にも手伝ってもらって、一番使うモノを
一番使いやすい場所に。あんまり使わないモノを
引き出しの奥の方へとしまいました
引き出しの中には、家にあったお菓子の空き缶や
ティッシュの空箱・収納用のプラスティックのカゴなどを
使って仕切りをつくって文具類を収納しました
しかしこれは完成ではなく、借り置きです
1週間後にお母さんともう一度収納の見直しを
することで、机の整理収納は完了しました
仕分け作業に2時間位かかったと思いますが
小学3年生でも手順などを細かく教えてあげれば
ここまで出来ます。
大人よりも柔軟な発想で片づけている姿に感動します
この子は集中して出来ましたが、途中であきてしまうようなら
ブレイクタイムをとっておしつけ感がないようにして下さい
出来なくてもいいくらいの軽さが大切です
アフターフォローでお電話した時に、お母様から
机の整理収納をした日の夜、お父様がお帰りになった時
娘さんが、胸を張って「私がお片付けしたのよ!きれいでしょ!」と
お父様に報告している姿に、いつも消極的な娘だと思っていたのに
子どもって自信を持つと変わるんですね~と大変に喜んでおられました
そうなんです。その達成感が子どもを大きく成長させるのです
そして「ありがとう」の感謝の言葉と
「よく出来たね。すごいね!」のミラクルワードも大事です
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