防災片づけ|毎日新聞「私のまいにち」掲載
前回からの続きで、片づけられないからの
再生ストーリーです。
この御家庭の台所の広さは6畳。
I型の普通のキッチンです。
床には片づかないお家の定番のように、
スーパーのレジ袋に入ったモノが、
床が見えないくらい置いてありました。
この台所の状態ですと、冷蔵庫も似たような状態です。
冷蔵庫は、ギュウギュウすし詰め状態ですが、
片づかないお家では、ありがちです。
長く闘病していたお母様に、
栄養のあるものをとの考えから
沢山の栄養補助食品が隙間なく入っていました。
また、お母様の具合が悪くなると
買い物にも行けなくなった不安感から、
大量の食材がストックされていました。
そしてそれらが全て、賞味期限を
年単位で超えていました
いる・いらないに仕分けする前に、
なぜ手放すのかを説明し、
開封してなくても、モノは傷むし腐ること。
腐ったものを持病のあるお父様が食べると危険な事。
一つ一つ開封して、臭いや濁りをチェックしながら
納得して頂きました。
「開封しなくても傷むんですね」と
ご理解を頂いてからは、
スムーズに仕分けが進み
いるモノは、わずか1/10程度に整理できました
冷蔵庫の掃除ですが、庫内の汚れは、
お湯に浸したウエスで
拭き取り、エタノールを吹き付け、除菌します。
そして、冷蔵庫の扉の表にホワイトボードを付けて
中になにがあるかを書き込んでもらいました
毎回、庫内をチェックする作業は
手間のかかる事ですが
こういった積みかさねがリバウンドを
防ぐ事になるのです。
冷蔵庫の中はその家庭の心の縮図であると…感じました
次回は台所のシンク上下の整理収納をお話します。 つづく
☆インフォメーション☆
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