防災片づけ|毎日新聞「私のまいにち」掲載
前回からの続きで、片づけられないからの
再生ストーリーです。
居間のようにある程度の大きさの場所を片づける時は
全体を一気にやると云うよりは、
小分けして取り掛かった方が
成果も見やすく、効率的です。
まず、居間にある座卓の上から片づけ始め、床の間で
いる・いらないの4分割仕分けをしっかりと
やりましたので
娘さんも一人で仕分けが出来るようになり、
スムーズに片づけが進みました。
片づいた座卓を畳んでスペースを作り
10畳を5畳づつに白い紙テープで仕切って、
いる・いらないの仕分けに取り掛かりました
居間で一番時間がかかったのは、
茶ダンスの上にうず高く積まれたモノと
色々なモノがごちゃごちゃに入っている
茶ダンスでした。
茶ダンスの上のモノは、お母様の闘病中に、
お友達が作ってくれた千羽鶴とか、
紙細工のモノとか思い出の品が多数ありました。
片づかない人は、この思い出の品で躓き、思い出に浸り
片づけの意欲が削がれてしまうものです。
娘さんも「これは母に頂いたモノだから」
「手作りだから」「母が好きだったから」と
なかなか手放せません
まず、8秒迷ったら色々考えずに
「迷い」に仕分けをする事を
約束して、どんどん「迷い」が増えていきました。
最終的に「迷い箱」はダンボール箱1個分まで、
仕分けをしますが
増えた「迷い」は3箱くらいになりました。
そこで、手作りではあるけれども汚れたり、
壊れたりしているモノを
「今迄、ありがとう」と言って手放す事を提案
それなら出来そうと言う事で
大半のモノを手放す事ができ、
「迷い」は1箱までになりました。
この1箱も半年後に、再仕分けをします。
居間の片づけに3時間を要し、
掃除機をかけて、畳みを拭いて完了しました。
次に、台所の整理収納に取り掛かろうと
冷蔵庫の中を見て、この御家庭の
片づかなくなった真理を見ました。
次回は、冷蔵庫の中の片づけを書きますね
つづく
☆インフォメーション☆
読売新聞 マイベストプロ東京に掲載中
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