[会計・ファイナンス・IRの英語]誤解を招く、あなたの業績報告を正す方法
グローバルビジネスの現場で磨いてきた、実践的なビジネス英語のアドバイスをお届けしています。
会計ビジネス英語1年生シリーズのコラムは、経理やファイナンス、IRに従事する英語初心者・中級者向けのアドバイスをしています。
本日も全2回の続きの経済ニュースから、使える表現をご紹介します。
尚、こちらの記事は元記事をよりやさしい英語に直して、ビジネス英語学習者が使いやすい表現にしています。
”The equity strategist stated in a weekend research note that stronger-than-expected retail sales growth indicates economic strength. Additionally, lower-than-expected jobless claims confirm a healthy labor market.”
「株式ストラテジストは週末出したレポートで、小売売上高の伸びが予想を上回ったことは経済の力強さを示していると述べた。さらに、失業保険申請件数が予想を下回ったことは、健全な労働市場を裏付けている。」
stronger-than-expected
lower-than-expected
の使い方は、前々回の記事で確認くださいね。
今回ご紹介するのは、以下の動詞の使い方です
indicate = 示す
英会話では、人を主語に考えた方が、自然な英語になりやすいのですが、
今回のような記事や、業務報告書では、事象を主語にincidate を使うことも多くあります。
Sales growth indicates the marketing effect.
売上の伸びはマーケティング効果を示しています。
Rising unemployment rates normally indicate an economic slowdown.
失業率の上昇は通常、景気の減速を示します。
The margin decline indicates the price competition.
利益率の低下は価格競争を示しています。
indicate を使えるようになるには、主語に何をもってきて、目的語をどうするかを考える必要があります。しっかり復習してくださいね。
時事英語やニュースに振れながら、現場で使える英語を身に着けませんか?
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