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小林真美

実践に裏付けられた手法に絶対的な自信を持つビジネス英語講師

小林真美(こばやしまみ) / 英会話講師

Biz英語塾

コラム

[会計・ファイナンス・IRの英語] プロフェッショナルを目指す人に必要なのは地味な自主練

今回は、私自身の経験からのアドバイスです

英語を使って長年仕事をしていますが、どんな時でも、言いたい事が全部クリアーに言えているかというと、決してそうではありません。

一対一で会話をしている時はまだいいのですが、複数の参加者を相手にする、会議の場で意見を述べる時はハードルが上がります。

正直なところ、

  • もっとわかりやすく説明できなかっただろか。
  • こっちを先に言えば良かった、話す順番間違えたとか。
  • なんでこの理由を言いそびれたんだろうとか。


そんな反省の連続です。

日本で仕事をしていると、実践の場で英語で意図を伝えるという機会は、そうたくさんはありません。

実際に自分の意見を口に出す機会が、圧倒的に足りないのです。

この現実を受け入れつつ、あきらめずに、使える英語力をつけるのにはどうしたらいいのか・・・。

3つの秘訣をお話します。

次はこれを言うんだ!という文章を完璧に仕込む


いざという時に備えて、事前に発言したい内容を準備しましょう。

  • ポイントを整理して、書いてみる。
  • Google翻訳をDeepLを利用して、英語の文章をチェック。
  • できれば英語ができる人に、外国人にわかりやすい文章になっているか確認してもらう。


時間をかけて英文が作れなければ、いざという時に、急に英語が口から出てくる奇跡はありません。

これを肝に銘じて、日ごろから準備することが大事です。

そもそものビジネスの理解を深める


実はこれは英語の問題ではありません。

ビジネスシーンでのコミュニケーションで、この人は、いつでも

適格な質問をする
異なる観点からの有益な指摘をする
思慮深いコメントをする

とった、信頼感を得る事ができれば、英語の拙さを問題視されることはありません。

重要なのは、そういった信頼を得るだけの、深い知識や洞察力を自分が持てているかどうかです。

会計・ファイナンス担当の人は、数字を表現的に捉えたり、事実の報告に終始しがちです。

ビジネスで求められているのは、それだけではありません。

自分の発言を、どれだけ付加価値の高いものにできるか。

それが最も重要です。
日ごろから突き詰めて考え、準備しておかないと、英語で表現するのは簡単ではありません。

自分の発言に責任を持ち、言い切りキャラに慣れる


英語で自分の意見を語る時は、ぼやかしては伝わりません。

勇気をもって、言い切ることが誤解を生まない最大の秘訣です。

もちろん、そこまで断言できないケースはありますが、

From what I understand
私の理解では

As far as I've been able to find out so far.
私がこれまで調べた限りでは、

といった表現も使いつつ、ある程度断言する姿勢をもってください。

自信を持たない話し方をするビジネスパーソンは、相手の信頼を得ません。

遠慮し過ぎることもNGです。


今回の記事を書いていて、ビジネス英語コミュニケーションの上達の秘訣は、仕事への理解を深める、それを人にどう伝えればわかりやすいのかを、日々考え続けるということだと改めて思います。

地道な自主練のイメージです。

簡単にビジネス英語がペラペラになることはありません。
一方、日々の地道な努力が、必ず効果を出します。

Biz英語塾では、個別のニーズにあわせ、会計・財務・IR担当者が必要な英語や、ビジネス英語全般を向上させるための指導をしています。

実務経験豊富な講師から学ぶことに、興味をお持ちいただいた方、ぜひBiz英語塾の講座の受講を検討ください。


この記事を書いたプロ

小林真美

実践に裏付けられた手法に絶対的な自信を持つビジネス英語講師

小林真美(Biz英語塾)

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