[会計・ファイナンス・IRの英語]会計・ファイナンスの基礎的な用語を学ぶ(2)
英語でグローバル企業の業績報告や、IRレポートを読んでみたいけれど、英語力に自信がないので無理ではないかと感じる・・・
というご相談を受けました。
せっかくやる気になったのに、諦めてしまうのはもったいない!
誰でも、最初からスラスラ読めるわけではありません。
少しずつ理解できることを目標に、読む続ける習慣をつけるしかありません。
と言っても、わからない単語がたくさん出てきて、一つ一つ調べていては挫折してしまいますよね。
今回は、そんな方にオススメな学習方法を紹介します。
日本語版が存在するIRレポートを読む
グローバルにビジネスを展開している日本企業は、業績報告やIRレポートなどを英語でも公表しています。
英語版は、英語として自然になるように書かれてあるので、必ずしも日本語版の一字一句の訳ではありません。
それでも、日本語版を一読して、どんな内容が書かれているかを抑えておくと、英語を読んだとき、かなり楽に内容が頭に入ってきます。
例えば、誰もが馴染みのある企業、丸井のHPを見てみましょう。
丸井のIR活動は活発で、アメリカの金融専門誌「Institutional Investor」 誌でも高い評価を受けたこともあるそうです。
Investors Relation
中に、以下のような企業紹介文があります。
"Since its founding, MARUI GROUP has continued to innovate and evolve its unique business model, which merges retailing and finance, and the structure of its business in line with changes in the times and in the needs of customers. "
「丸井グループは創業以来、時代やお客さまニーズの変化にあわせて小売・金融一体の独自のビジネスモデル・事業構造を革新、進化させ続けてきました。」
innovate = 革新する
evolve = 進化させる
merge = 一体化する
in line with~ = ~にあわせて
どれも、覚えておくと便利な表現です。
たった三行の文章からも、会計・ファイナンス・IRの担当者が日々使える英語がいくつもあります。
英語と、日本語を照らし合わせることで、「あ~、こういう表現方法があるんだ!」とか、「ここでは、自分が知ってるこの単語を使えばいいんだ!」と、たくさんの発見がありますよ。
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