[会計・ファイナンス・IRの英語]ビジネスEメールはタイトルが勝負
日頃ビジネスメールで使っている自分の英語表現が、実は失礼な表現なのではないか、不安になることはありませんか?
英語には、ビジネスシーンで使うのに適切な敬語はあるのかどうかというご質問もよく聞きます。
英語圏の人は、上司のことをファーストネームで呼んだりして、とてもカジュアルな印象がありますが、実は万事がフランクということではありません。
どんなに親しい間柄でも、仕事で使う英語はカジュアル過ぎず、そして直接的過ぎない、プロフェッショナルな表現が求められます。
書きもののメールであれば尚の事、適切な表現を選んでください。
シンプルな表現や短くまとめる文章を心がける一方で、仕事のプロとして認められる表現を使う。
このバランスが大事です。
「難し過ぎる~!!」と思う方、どんな表現が適切かは、以下の例文を参考にしてみてくださいね。
カジュアル過ぎる表現はプロフェッショナルに響かない
口頭であればある程度許容されるカジュアル表現も、メール文で使ってしまうと、あなたの評価を落とします。
例1)
昨日助けてもらったことへのお礼を言う時は・・・
カジュアルな表現の
Thanks for your help yesterday.
ではなく、
ビジネスに適切なのはこちら
Thank you for your help yesterday.
例2)
何かをお願いされて今日は時間がないと断る時は・・・
カジュアルな表現の
Sorry, I don't have time for that today.
ではなく、
ビジネスに適切なのはこちら
I am afraid I will not be able to help you today.
例3)
会議に参加してもらえないかお願いする時は・・・
カジュアルな表現の
Can you come to the meeting?
ではなく、
ビジネスに適切なのはこちら
I was wondering if you could join this meeting.
直接的な表現は失礼になる
シンプルな表現はより伝わりやすいはずと思って、直接的過ぎる表現を使うのもNGです。
少し言葉を足して、適度に間接的な表現に変えてください。
例4)
1時間でなにかを必要とする時は・・・
直接的な表現の
I need this in an hour.
ではなく、
ビジネスで適切なのはこちら
Would it be possible to have this in an hour?
例5)
レポートの準備ができていないと伝える時は・・・
直接的な表現の
The report is not ready.
ではなく、
ビジネスで適切なのはこちら
I am afraid we need a few more days to complete the report.
例6)
その考えはよくないと伝える時は・・・
直接的な表現の
This is not a good idea.
ではなく 、
ビジネスで適切なのはこちら
Unfortunately, this would not be a good idea.
いかがですか?
頻繁に使える表現を覚えてしまえば、実はそこまで難しくはありません。
実際に使うシーンを想定して自分で書いてみること、そして実践で何度も使うことで身についていきます。
自分一人では難しいと思う方は、英語ができるプロに相談するのが近道です。
メール添削をご希望の方は、Biz英語塾にご相談ください。