仕事でうまくいかないことが続くと、自分はダメだと不安になり落ち込む
多忙な日々の中で自らを顧みる間もなく、慌ただしくもさしたる不調も不都合も感じない毎日を過ごす中で、ふと「今の仕事は自分に合っていないのではないか」「このままで自分の将来は大丈夫だろうか?」といった空虚感や不安感が首をもたげてくることはありませんか?
そのような仕事に対する空虚感や不安感が大きくなると、生きる意味や人生に対する目標を見失ってしまうこともあるでしょう。今回は、このような場合の対処方法や考え方についてお話ししていきたいと思います。
仕事にやりがいを感じられない人の特徴について
「仕事がおもしろくなくてやりがいを持てない」「今の仕事をこの先も続けていけるだろうか」といったお悩みを抱えている方の多くは、漠然とした仕事や人生に対する空虚感や不安感を持たれていることが多いと感じます。
漠然とした将来への不安は、誰しも一度は経験するものだと思いますが、このような場面に陥った時に生じる心境には、ある種の特徴が見られます。
将来を不安に感じる人の多くは、自ら選んだ仕事であっても、最初は仕事にやりがいを持って取り組むのですが、しばらくすると、仕事に対する熱が冷めてしまったり、無気力になってしまったり、自分の居場所のなさを感じてしまったりします。
あるいは、そのような感覚が不満や怒りとなって、周囲や環境、職場のせいだと考えてしまうこともあります。
そして、これらに共通していることは、自らの意思ではなく常に強い「やらされている感」を感じているということです。
もしかすると、幼少期から自由に振る舞うことを妨げられ、親の意向通りにしてきたために、自ら周囲と離れて孤立したいと思ってしまうのかもしれません。
将来への不安を覚える人の心理と生い立ちとの関係について
前述のように「やらされている感」がぬぐえない方は、子供の頃から「勉強しなさい」「あれしなさい、これしなさい」「あれはダメ、これはダメ」と言われてきたのではないでしょうか?
「やらされる」という感覚は自らの意志ではないためモチベーションが湧きにくく、仕事に対する楽しさややりがいを持てなくなってしまう可能性があります。
最初は、自分のやりたい仕事だと思って取り組むのですが、どこかでやらされているという感覚が出てしまうと、過去の嫌だった感覚と結びついてしまい、やりがいを感じられなくなってしまい、空虚感や不安感を抱いてしまうのです。
この空虚感や不安感は、仕事や自分の人生に対する諦めの気持ちにもつながります。「言ったってわかってもらえない」とか「言うのも無駄」と思ってしまい、自分の感情を抑えてなかったことにしてしまう、といった状況になることも考えられます。
好きなこと、楽しいことばかりをしていると、親に怒られたり、親が不安になったりしていたのではないでしょうか?
あなたが今抱えている不安は、子供の頃あなたのご両親があなたに対して抱えていた不安かもしれません。
将来への不安を払拭するための考え方や対処法
あなたの人生はあなただけのもの、たとえ親であっても代わることはできません。自ら考えて行動し、自分の人生は自分で決めていけることを日々実感することから始めてみましょう。
空虚感や不安感を感じるのは、あなた自身の心の声、すなわち自分の内側からのサインです。
今のままダラダラと過ごしてしまっては、何も変わらないし、もったいないですよね。
あなたの心の声に耳を傾けてみてください。何と言っていますか?
親に何を言われるか、家族にどう思われるか、周囲にどう思われるか、世間体や常識などを一端横に置いて、考えてみませんか?
一度きりの人生、自分の気持ちに素直になって行動してみませんか?
あなたが楽しく笑って幸せに過ごせる日が来ることを願っています。
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