「何を言うか」より「誰が言うか」

斎藤せい子

斎藤せい子

テーマ:渋谷でビジネスカウンセリング

意見の食い違い

私が昔々大昔、若いビジネスパーソンだったころのお話。

いろんなアイディアを出すのが好きだし得意だった私は
業務改善策などを提案していました。
でも会社にはなかなか採用されません。

これだけなら、私のアイディアが良くないとか未熟だとかで
済む話です。
ところが1か月ぐらいたって隣の部の部長がほとんど同じ提案をすると
会社は採用したのです!

その時の私の気持ちは
「同じ提案をしているのに何で私の時は採用されないの?? 差別だ!!」
「上司も私の案をパクるなんて最低!!」
こんな風に思っていました。

でも、今なら理由がわかります。
当時の私は若くて実績もなくただアイディアを出していただけでした。
私には「信用」も「実行力」もありませんでした。

比べて、隣の部の部長にはそれまで積み上げてきた実績・信用がありました。
その上、きちんと理論やデータといった裏付けが用意されていました。

みなさんも経験がありませんか?

言っていることは正しいんだけど
「この人に言われてもなぁ…」って思ったこと(笑)

それは、言った相手に信用が無かったり、言うことと行動が一致していなかったり
その人のこと嫌いだった、そんな時じゃないかと思います。

話の内容が同じだとしても「誰が話すか」ってすごく重要なんですよね。

だから誰かに何かを伝えたいその時は、正しい事を言うより先に
信頼を築く努力をしましょう。

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