協調力を養おう・恋人編

今回のコラムは、前回の続きになるものです。
前回のコラム コミュニケーションの原点の中で
「自分の気持ちに正直に、でも相手を嫌な気持ちにさせない
コミュニケーションの方法を模索した」
と書きましたが、子供でしたし、どうしたらいいかもわかりません。
いろいろ迷った末、とりあえず周りの人はどうしているんだろう…と
観察してみることにしたのです。
そうすると「みんな」と「じぶん」の感覚がズレていることが多いと
気が付きました。
例えば、母も親戚も私が喜ぶと思って女の子らしい赤やピンクの服や小物を
買ってくるけれど私は赤もピンクも好きじゃない!
思わず「女の子だからって赤いもの買えばいいわけじゃないんだからね!!」
と言ってしまって、せっかく買ってくれた母を悲しませたり
例えば、「みんな」がカッコイイと言っているアイドルを「じぶん」は
ちっともカッコイイと思えない!
こんな時「どこがカッコイイのかわからない」と言っちゃったら
「みんな」は嫌な気持ちになるんだろうな…とか
そんな風に「みんな」と「じぶん」のズレ・ギャップを測っていき
時には「みんな」に合わせすぎて居心地が悪くなったり
時には「じぶん」をそのまま出して変な雰囲気になってしまったり
それを繰り返して「自分の気持ちに正直に、でも相手を嫌な気持ちにさせない」
ということができるようになってきました。
ここで言う「みんな」は普通とか常識とか多数派とも言い換えられますね。
「みんな」と感覚がズレている?
そのせいでコミュニケーションがうまくいかないかも?
と思う方は
・まずは周りを観察する
・どんなふうに、どのくらいズレているのか測ってみる
・言いたいことはちゃんと言えて、相手も嫌な気持ちにならないよう発言を調整する
という順番でやってみて下さいね。
もちろんいろんなコツもありますし、詳しくお知りになりたい方は
お問合せをお願いします。
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アルテミス・アレス Artemis-ares



