心よりお見舞い申し上げます
3月11日を迎え8年の月日が過ぎましたが、被災された方々の復興を心から願い続けております。私もまだ、鮮明にあの日の事を覚えています。私たちのようなお祝い事の業界は、翌日から全く時が止まってしまった記憶があります。卒業式も中止になり、イベントも無くなり、これからの日本はどうなるのだろうか??と不安がいっぱいでした。でも日本の復興パワーを感じた数年でもありました。
この時期には復興チャリティーイベントがあちこちで開催されました。先日、あるチャリティーコンサートに参加してきました。主催は、14年ほど前に私が結婚式を担当したご新郎・ご新婦様。ご新郎様はピアニストでいらっしゃるため、素晴らしい演奏会でした。その日は、お久しぶりにお会い出来る楽しみと、何かお役に立てることがあればと思う気持ちで参加いたしましたが、素晴らしい演奏と共に、震災当時のリポーターの方の講演もあり、目の当たりにした本当の状況をお聞きし、涙が止まりませんでした。そして、私たちは、改めてこの震災は絶対忘れてはいけない事だと強く思い帰ってきました。今、幸せに生かされている事に感謝し、誰かのためにできる事をもっと行動しよう!と思いました。
最近、東北地方の方々からの、アントワープブライダル講習会の参加や、スクールのお問い合わせが増えてきました。これから頑張って手に職をつけ仕事にしたい!と思ってくださっていることがとてもうれしい。私は、この「着付け」の技術を少しでもたくさんの方に伝えよう!この素晴らしい日本に生まれてきたことに誇りを持ち、日本人にしかできない技を伝え続けたいと益々決意しました。