最愛の母親との死別「母ロス」から立ち直るためのポイント
グリーフケアカウンセラーの日高りえです。
今日も精一杯頑張ってますよね。
いえいえ、自分は何もしていないとあなたが思ったとしても、いろいろなことを抱えながら、いろいろな思いに惑わされながら、それでも、やらなくてはいけないことはきちっと行っているあなたは、本当によく頑張っていますよ。
普通の人が、ただなんとなく過ごしていく日常を、あなたは、亡くしたものの大きさを常の思いながら、精一杯生きています。
でもね、頑張りすぎて、その糸が切れてしまわないか心配です。
頑張らないと生きていけないし、それを意識しているわけではないかもしれません。
それでも、どうか弱音を吐く時間を作ってくださいね。
弱音って、なかなか吐けないものです。
自分自身に、弱音を吐くことを弱い人間になりたくないと、禁止していることもあるかもしれません。
いつまでもメソメソしないの! こうやって言われて小さいころから育ってきましたからね。
それに、弱音を吐ける人が、そうそういないってこともありますよね。
なんとなく煙たがれたり、「まだそんなこと言ってるの?」って言われてしまったりして、あー、もう話せない…。
こうなってしまいます。
だから、もう自分一人で耐えるしかない。
私の気持ちは、誰も理解してくれない。
愛するものを失って、ただでさえボロボロなのに、さらに孤独が増してしまいます。
そうするとね、なかなか立ち直ることができなくて、どんどんと自分の中でネガティブな思いが膨らんで、あなたをネガティブな厚い雲で覆われてしまいます。
誰がどんなに、あなたにあたたかい言葉を投げかけても、あたたかい光を注いでも、あなたには届かなくて、届いても光が歪んでしまったりしてしまいます。
そうなってしまうと、悲しみから一歩進むためのグリーフケアがだんだんと難しくなってしまいます。
出来れば、なるべく早く気持ちを立て直して、幸せな人生を進めるといいですよね。
だから、あなたのために、そしてあなたの大切な人のためにも、弱みを見せられる人を作ってください。
あなたの人生も限りあるものです。
弱みを見せることで、心が解放されていくことを体験して、早く心軽やかになってくださいね。
「頑張っているあなたも素敵ですが、弱みを見せるあなたも素敵ですよ。」
心が満たされるメッセージより
今日一日が良い日でありますように。