非常時を考えた片づけー写真などの整理

藤井暁子

藤井暁子

テーマ:片付け上手

前回に続いて何かあった時、つまり非常時を考えた片づけを紹介します。
今回のコロナウィルスの流行で思いもかけないことがいくつも起こりました。いきなり連絡が取れなくなることがあり得ました。
他にも気軽に実家や友人宅に行けなくなってしまうことが起こりました。

アルバムを取りに行けない

実家に自分の小さい頃の写真を置きっぱなしにしている方はどれくらいいるのでしょうか。私は自分の結婚前の写真は実家の親の元にすべて置いてきました。年老いた両親の楽しみになるかと思い、両親になにかあったらいずれは持って帰ろうと考えていました。今回のコロナウィルスの流行ではロックダウンという都市封鎖に近いことが起きました。いずれ取りにいけばいい、はしばらく取りに行けないということになってしまいました。たくさんある必要はありませんが、まったくないというのは意外と困りました。

人生の節目を意識して暮らす

高齢の方に節目を意識した片づけをしましょうとお伝えしておきながら、自分の節目は意識していませんでした。全部を整理する必要はありませんし、持っておく必要もないと思います。ただ、節目を意識して暮らすことが自分の振り返りにもつながると思います。まだ取りに行けないでいますが忘れずにやっておきたいことです。

セレクト集をつくる

あわせて独立した子どもの物に関してもいつか片づけようではなく、思い切って整理するとよい機会になります。こどもの写真はどれも思い入れがあって、一度に整理できないものですがセレクト集を作っておくと案外他の写真と区別できるので次の機会に量を減らすこともできるようになります。
同様によく旅行に行かれる方は旅の写真なども一番いい写真を2~3枚ずつにしておくといいですね。
この機会を楽しく活かして過ごせるように願っています。

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藤井暁子
専門家

藤井暁子(整理収納アドバイザー)

大人片づけオフィス

人生を節目ごとに区切り、物や思いを整理する大人片づけで、今の自分に合うサステナブルな暮らしをサポート。片づけの苦手な方に片づけを基礎から学べる講座や片づけを脳トレにした脳ササイズ片づけの講座も開講中。

藤井暁子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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