セカンドライフ世代のクローゼットの片づけ

2018年11月13日

テーマ：片付け上手

コラムカテゴリ：くらし

クローゼットの片づけでも世代によって求めるものが微妙に違ってきます。

年代別大人片づけでもお伝えしていますが、キャリアアップしたり、子育てをしている、人生の山登り中のいわば青年期のクローゼットと、少し山は登って一休みしている中高年期のクローゼットは違います。
年代を特定できるものではありませんが会社にお勤めなら60才前後、子育てをされた方ならお子さんが就職されたりするとまず、暮らし方が変化します。

使うシーンを明確にしたクローゼット片づけ

職場で一線を退くようになる頃には、例えば、あらたまったスーツは必要なくなってきます。
毎日のように人に会っていたころは毎日同じスーツというわけにもいかなくてスーツだけで何着もあるけどもうそんなに着ないのよね…とおっしゃっていた営業職のお客様がいらっしゃいました。
また、教師のお客様は動きやすいスポーツウエアがたくさんあるけど、そんな恰好をしていると使われてしまうので、ないほうがいいわ…とおっしゃっていました。
子育て終了の方も、学校に行くときのスーツやあらたまった服装が不要になったいたりします。
仕事着やお出かけ用とくくるのではなく、細かくシーンを想定して、いま要るものを確認してみてください。
通常ははアイテムごとのクローゼットの片づけをしますが、セカンドライフ世代はあまりに服がありすぎる場合がよくあります。
「目的別」で分けるのも、使いやすく必要な服が明確になる片づけ法です。

着やすさを重視したおしゃれなクローゼット

セカンドライフ世代ではなんといっても、若いころと体形が変わっています。
肩やアームホールがきつくて、着られるけれど窮屈といった服は、着ないことがほとんどです。
また肩まわりも変化しているので、肩のあいた服は、実際に着てみるときれいに見えないこともあります。時間に余裕があれば、お出かけするつもりで実際に着てみてください。
思っている自分と実際の自分に微妙な差があるかもしれません。
でも、がっかりしないでください！
今の自分を素敵に引き立ててくれる着やすい服でこそ、ほんとうにおしゃれなクローゼットができます。
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