俯瞰して片づけをする
ライフステージの変化
大人片づけインストラクターの藤井暁子です。「片づけ」には、ときめきとか、終活とか、ミニマリストとか、整理収納とか、とにかくいろいろなアプローチの方法があります。
その中での「大人(の)片づけ」
大人片づけのなかで一番重要なのは
ライフステージごとの持ち物の見直しです。
自分の気持ちや環境に変化があったとき、持つものや持っておきたいものが変わっていきます。それにあわせて片づけをしましょう!とご説明しています。
学生のころは、小学校入学や中学、高校、大学、就職など節目がはっきりしています。
子どもや家族の独立などでも節目が出ますが、それ以降の大人になるとなかなか節目がはっきりしなくなります。
でもそんな外的な節目ではなくて自分の気持ちの変化のあるとき、ライフステージが変わっています。それにあわせて持ち物を見直してみましょう。
気持ちの変化によるライフステージの変化というのは目に見えるものではないので自分でも見逃し勝ちです。
ですので「知らない間に物が溢れていた」というのはこれにあてはまります。
定期的にライフステージを見直す
ライフステージも見逃してしまうことが多い年ごろ60代からです。
わかっていても認めたくないとか感覚が少し鈍くなって気がつかないこともあります。
60代ぐらいからは15年に一度、自分のライフステージを自分で変えて物の持ち方を見直してみませんか。
昔は平均寿命も60歳ぐらいだったので、10年毎にの見直しでよかったのですが、10年ぐらいあっという間に元気に過ぎてしまいます。
60歳、75歳、90歳…
そんなに何回もあることではないので大変ではないですね。
75歳からの数年はまだ元気です。ぜひこの時を大事にしてください。
90歳だとほぼ一人だと暮らしが不自由になられます。
ぜひライフステージごとの持ち物の見なおしを考えて下さい。