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コラム
激変する時代を生きるために身のまわりを見直す
2018年2月27日 公開 / 2018年3月5日更新
走り出した車のような時代
これが最近の激変する時代に対する私の感想です。
具体的にどういうことかというと、携帯電話の変化がいい例です。
携帯は、ほんの20年前は一握りの人しか持たないものでした。それもPHS電話。私が子どもとの連絡に購入した際には「よっぽど家に居ないのね」と言われたりもしました。
それから5年もすると中学生の携帯電話の所有について取りざたされるようになりました。意識高い系のご家庭では「やっぱり中学生に携帯は贅沢!」など我慢をさせ、それが原因で、微妙に仲間にいれてもらえなかったりという問題もおこったりしました。
それからまた5年。中学生の携帯は普通のこととなり、LINEいじめや裏アカなどのSNSの使い方を家庭で教えないとならなくなりました。その後、携帯はどんどん進化し続け「ガラケーでいいの」とこだわりをみせた人たちはスマホ全盛の世の中で携帯の販売が減り、スマホに変えざるをえなくなっています。それ以上に大変なのは「携帯などは必要ない!」という強いポリシーをお持ちの方たちです。街中の公衆電話の激減の前に不自由を強いられています。
80代の方たちにとって危機的状況です。子どもから持たされている方は何とか使いこなしていますが、単身者は気がついたときにはもう買っても使いこなせない。高齢者は、ただでさえ体力がなくなってきているので、タクシーを呼ぼうにも公衆電話を探し歩くとなると大変なことです。
こういった風に、世の中が走っている車のように次々と変化している現在では、昔のままの生活を守ろうとするには相当の労力が必要なのだということを認識する必要があります。
高齢の方は昔ながらの生活をすることがエコ♻️であったり、周りに迷惑をかけない素晴らしい暮らし方だと思っていらっしゃいますし、それは素晴らしい生き方なのですが、携帯電話の変遷のように世の中が大きく変化していることを理解しないと大変生活に不自由することになります。
身のまわりを見直す
昔のものが良いという思い込みを捨てることです。
目まぐるしく変化している状況に無理についていく必要はありませんが、やはり進化していることはなるべく取り入れていきたいものです。
例えば
携帯電話。
UNIQLOなどの薄くて温かい下着。
軽い羽毛蒲団。
何でも持つのではなく、選択して持つように心がけたいものです。
必要な情報のはいらないご高齢の方には折りにつけお伝えしたいとおもっています。
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