いいとしの日ー歳を重ねることでより輝ける
インストラクターから教わること
片づけインストラクターとは何をするの?といったご質問をいただくことがあります。
簡単に言うと、現場に行き、片づけの基本を実地でお教えしています。
スポーツジムのインストラクターが前で動きを見せるように、お客様が真似するようになぞっていかれれば簡単に片づけ方を習得するわけです。
片づけにうかがうと、お客さまから、片づけはやろうやろうと思っていたと言われます。
やろうと思っているところ、やらなければいけないと思っている場所は実は意外と後回しにしてもいい場所だったりします。
ところが片づけが苦手な方は、苦手だから逆に、苦手なところばかり気になってそこから始めようとされます。
そうするといつまでたっても片づかないといつ悪循環におちいります。
片づけインストラクターの仕事は、真似をして覚えてもらうこと。
「片づけてもらう」という意識だとなかなか片づけが進みません。
片づけは自分でする
日本の単身世帯は約20年後の2026年には全世帯数の四割になるといわれています。
単身世帯の中でも、65歳以上の高齢の増加は、約1.5倍と予測され、75歳以上の一人暮らしの伸び率は更に大きくなると国立社会保障・人口問題研究所から発表されています。
家族がいれば自分が片づけられなくなった時に片づけてくれます。
今までの日本の社会は同居や一族の管理のもとにいろいろなものが受け継がれてきました。しかし、自分の持ち物は自分で管理していかないといけない時代がきています。
持っているものが多すぎると管理できなくなります。
自分に余力があるうちに、または持ち物が多くなりすぎる前に。
まず、インストラクターに習って、持ち物を見直していかれることをおすすめします。