感情を抑え込むことが、心と体を疲れさせているかもしれません

忙しいビジネスパーソンにとって、メンタルを整えることは“生産性の土台”。
でも「運動」と「瞑想」、どちらから取り入れるべきか悩んだことはありませんか?
実は、どちらも科学的に効果が認められています。
そして一番大切なのは、自分が始めやすい方からトライすること なんです。
マインドフルネス伝道師のガネーシャ尾上です。
今回は、メンタルを整えるアプローチについてお届けします。
運動がくれるメンタルの恩恵
運動はメンタルの安定にとても効果的です。
軽いジョギングやウォーキング、ヨガなどを取り入れると
・ストレスホルモン(コルチゾール)が減少
・幸福ホルモン(エンドルフィン)が分泌され、気持ちが前向きに
・一定のリズムで身体を動かすことで、心も落ち着きやすくなる
といったメリットが期待できます。
「とにかくスッキリしたい!」という方にはぴったりです。
瞑想がくれるメンタルの恩恵
瞑想もまた、強力なメンタルサポートになります。
科学的にも、以下のような効果が確認されています。
・自律神経が整い、ストレスを軽減
・「今ここ」に意識を戻すことで集中力がアップ
・感情の波を客観的に見つめ、冷静に受け流せるようになる
「頭の中が忙しすぎて落ち着かない」という方にとてもおすすめです。
どちらから始める?
結論はシンプル。
「やりやすい方からでOK」 です。
・外に出るのが気持ちいいなら、軽い散歩やストレッチから
・静かな時間を取りたいなら、まずは3分の呼吸瞑想から
最初のハードルを低くしておくと
続けやすく、習慣化しやすくなります。
両方を取り入れた相乗効果
もちろん、運動と瞑想を組み合わせれば相乗効果も。
運動のあとに瞑想を行うと
身体がリラックスしている分、心も深く整いやすくなります。
逆に、瞑想のあとに運動をすると
集中力が上がり、トレーニングのパフォーマンスが向上することも。
ヨガがまさにその代表例です。
ヨガの最後のシャヴァーサナ(屍のポーズ)は
まさに「心と体をリセットする時間」ですね。
結論
メンタルを整えるには
「体を動かす」も「瞑想する」も、どちらも素晴らしい選択肢です。
どちらかを選ぶなら、自分が始めやすい方から。
理想的には、どちらもゆるく取り入れていくのがベストです。
まずは今日、小さな一歩から。
「どんな習慣なら始められそうかな?」と問いかけてみてください。
あなたはどちらが合いそうですか?



