信頼関係って築くのに時間がかかるもの?

テーマ:マインドフルネス



「信頼関係って築くのに時間がかかるもの」
そう思い込んでいませんか?ビジネスの現場では、チームづくりも商談もスピード感が欠かせません。でも一方で「やっぱり信頼は実績を積まないと…」という常識に縛られていないでしょうか。

実は “最初の前提”を変えるだけで、信頼は一気に生まれる ことがあります。

マインドフルネス伝道師のガネーシャ尾上です。
今回は、信頼関係の築き方についてお届けします。



信頼は「前提」で9割決まる


「信頼されたい」と思う人は多いですが、
「信頼はコツコツ積み上げるもの」と決めつけていませんか?

もちろん、長い時間をかけて築く信頼もあります。
でも、マインドフルネスの視点から言えば
最初の“心の前提”を変えるだけで関係性は一気に動き出す のです。

たとえば、
「相手は自分を信頼している」
という前提で接してみる。

これだけで、声のトーン、表情、間の取り方が変わり
相手も自然にその空気をキャッチして
「この人なら安心できそう」と感じてくれるようになります。

親戚のおじさんのように
久しぶりでも「元気か?」と自然に声をかけるあの距離感。
あれくらいの「信頼の前提」を仮設定すると
一気に相手との関係が温まるのです。

信頼は空気感で伝わる



信頼は、言葉だけではなく
あなたがまとう空気感そのもの から始まります。

「この人は私を信じている」
そんな安心感が、相手の表情も、話しやすさも変えていきます。

疑いの目ではなく
信頼のまなざし で相手を見ること。

マインドフルネスでは、この「在り方」をとても大切にしています。
心の深いところで「相手を信じている」と思えると、
自然に態度や表情にあらわれ、
信頼の循環が生まれるのです。


自分を信頼できていますか?



相手に信頼されるためには
まず 自分自身を信頼しているか が問われます。

「自分はちゃんと人と向き合える」
「自分は信頼されるに足る存在だ」

そう思える自分でいることが、
結局は周囲との信頼関係に直結します。

そのためには
・自分の感情やニーズに正直になる
・「どう思われるか」より「自分はどうありたいか」を確認する

こうした小さなセルフチェックを
習慣にしていきましょう。

自分を信頼できる人は、自然と
他者とも信頼関係を築きやすくなります。


結論


信頼は積み上げるものでもあるし、
最初に 持ち込む こともできます。

「相手は私を信頼してくれている」
そういう前提をもって関わるだけで
あなたの在り方が変わり
その変化は必ず相手にも伝わっていきます。

まずは今日から
親戚のおじさんくらいの距離感で人と接してみてください。
きっと、人間関係の風通しが変わるはずです。

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Mybestpro Members

ガネーシャ尾上
専門家

ガネーシャ尾上(マインドフルネスコーチ)

合同会社セブンクローバーギルド

IT業界での知見を持ち、ビジネスの可能性を引き出す視点とマインドフルネスを軸とする心理的アプローチの両面から、実践的な”心のトレーニング”を提供。働く人の心身を整え、企業と社会の自己実現を支援します

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