自分のニーズに向き合うということ

テーマ:NVC



「この働き方、本当に自分のため?」

ふとそんな問いが浮かぶ瞬間はありませんか?

仕事にはやりがいを感じているはずなのに、なぜか満たされない。

疲れが抜けない。

そんな違和感の正体は
自分のニーズ が置き去りになっているサインかもしれません。

マインドフルネス伝道師のガネーシャ尾上です。
今回は、自分のニーズに向き合うことについてお届けします。



なぜ、満たされないのか



多くの経営者・リーダーの方とお話していると
「やっていることは充実しているはずなのに、なぜか疲弊してしまう」という声をよく聞きます。

それは 自分が本当に大切にしているもの が、日々の忙しさや周囲の期待の中で後回しになっているからかもしれません。

仕事をする上で私たちは、さまざまな ニーズ(大切にしている価値・願い) を持っています。

・経済的な安定
・自己実現
・社会貢献
・学びや成長
・つながりや安心感

ニーズは人によって違い、人生のフェーズによっても変化するもの です。

自分のニーズを意識する意味



「自分のニーズを手放さない」とは
外からの期待やプレッシャーに流されることなく
自分自身の内なる声に耳を傾け続ける ということ。

もちろん、社会や職場の期待に応えることも大切です。

でもその過程で、自分が何を大切にしているのかが見えなくなってしまったら、心はどこかで悲鳴を上げ始めます。

意識的に 自分のニーズと繋がっていること が
持続可能なエネルギーと納得感のある働き方 に直結します。

仕事に充実感を取り戻すコツ


定期的に自分のニーズを確認する


月に1回でもいいので
「今、私は何を大切にしている?」
「何が満たされていて、何が満たされていない?」
と自分に問いかけてみましょう。

選択の場面でニーズを意識する


新しい仕事を受けるとき
スケジュールを埋めるとき

その判断が 自分の大切にしているものと繋がっているか を意識するだけで、後悔のない選択が増えていきます。

違和感に気づいたら立ち止まる


モヤモヤや満たされなさを感じたときこそチャンス。

「どんなニーズが置き去りになっているんだろう?」
そう問いかけてみると、次の選択のヒントが見えてきます。

ニーズの変化に柔軟であること



自己のニーズは一度明確にしたら終わり、というものではありません。
時間や状況によって変わっていくもの だからこそ、定期的に見直していくことが大切です。

ときには 仕事の方向性そのものを変える 決断が必要になることもあります。
そのプロセスを経てこそ、より自分らしい働き方 が形づくられていきます。

結論



自分のニーズを大切にして働くことは、自己満足ではありません。
むしろ 自分のエネルギーを健やかに保ち、周囲によりよい影響を与える ための土台になります。

自分のニーズに耳を傾け、それに基づいて行動していくこと。
それが、自己成長と社会貢献の両立 にもつながっていきます。

NVC(Nonviolent Communication)の視点を取り入れて自分自身のニーズへの理解を深める。
そんな意識を持つだけで、仕事の質と人生の質は確実に変わっていきます。


あなたは今、どんなニーズを大切にして働いていますか?

私のセミナーや研修でも、NVCの視点を取り入れたニーズの見つけ方や活かし方 を、具体的な実践例とともにご紹介しています。
お互いの学びを深めていきましょう。

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Mybestpro Members

ガネーシャ尾上
専門家

ガネーシャ尾上(マインドフルネスコーチ)

合同会社セブンクローバーギルド

IT業界での知見を持ち、ビジネスの可能性を引き出す視点とマインドフルネスを軸とする心理的アプローチの両面から、実践的な”心のトレーニング”を提供。働く人の心身を整え、企業と社会の自己実現を支援します

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