【現場で実感した「共感の力」】 感情の火種を鎮めるのは、正論ではなく“寄り添い”だった

「メンタルケアが苦手な経営者へ」…かつての自分が、まさにそうでした
――決断と責任の連続、休むヒマもない日々。
“自分の心”にまで気を配る余裕、正直ありませんでした。
でもある日、限界が来たのです。
マインドフルネス伝道師のガネーシャ尾上です。
今回は、「心のケアが経営を変える」という私自身の体験をシェアします。
かつての私は、いつも「不安」と「焦り」の中にいました。
10代から繊細な気質で、感情の波に振り回される日々。
それを隠すように走り、自己啓発に手を出し、
ときにカウンセリングも受けました。
でも——
どれも「その瞬間はラクになる」けど、
根っこにある“安心”にはたどり着けなかったのです。
そんな自分を変えたのが、「心のヨガ」
ヨガ哲学をベースにした、呼吸・食事・スキンケア・自己共感。
つまり「自分の心に毎日寄り添う、ささやかな習慣」。
この積み重ねが、やがて大きな変化をもたらしました。
・子どもとの時間に“心からの笑顔”が戻った
・苦手だった家事が、自然とできるようになった
・仕事のストレスからの回復が圧倒的に早くなった
・信頼できる仲間に囲まれるようになった
・旅行や趣味を楽しむ余裕が生まれた
・直感力が冴え、決断に迷いがなくなった
・そして、自分の会社を立ち上げる決断もできた
なにより、「自分に希望がある」
と感じられたことが最大のギフトです。
心のケアは「才能」ではなく「技術」
瞑想や自己共感は、特別な人だけのものではありません。
体系的に学び、習慣化すれば、誰でも再現可能なスキルです。
私はこれを「心のヨガ」として伝えています。
忙しくても、責任が重くても、自分を整える方法はある。
むしろ、そうした人こそ必要なのが、自分を守る技術なんです。
経営者こそ「心に耳を澄ます」時間を
経営においても、家族との時間においても、
心の余白があることが、判断力と信頼の源になります。
心のケアとは、感情を押し込めることではなく、
気づく力を取り戻すこと。
その先に、「本当に望む人生」を選び取ることができるようになります。
もし、今少しでもモヤモヤやザワつきがあるなら
ほんのひと息だけ、立ち止まってみてください。
そして、自分にこう問いかけてみましょう。
「本当は、どうしたい?」
そこから、変化は始まります。



