メンタルを“習慣で育てる”セルフケアの視点

テーマ:アーユルヴェーダ



「なんであの人は、いつも安定してるんだろう?」
そう感じる相手は、実は“生まれつき強い”のではなく、
“自分の整え方”を知っている人かもしれません。

メンタルの強さを決めるのは、「才能」よりも「セルフケアの上手さ」なんです。

マインドフルネス伝道師のガネーシャ尾上です。
今回は、メンタルを“習慣で育てる”セルフケアの視点をお届けします。



「強いメンタル」は、生まれつきじゃない

メンタルは、トレーニングで鍛えられます。
その鍵が、“自分に合ったケア”を習慣化すること。

でも実際には…

・とりあえず寝る
・ストレス発散にお酒やYouTube
・無理やり前向きにする

これらは一時的な回避策であって、“根本の安定”にはなりません。

アスリートは「整えること」が習慣化している

スポーツに打ち込んでいた人は、驚くほど“自己管理”が上手です。
疲れの兆し、コンディションの波、回復のタイミングを無意識に掴んでいます。

これは一部の才能ではなく、
“自分の取扱説明書”を持っているかどうか、が大きな違いです。

自分に合わないケアは逆効果になることも

・朝活が苦手なのに無理して早起き
・カフェインで覚醒させてパフォーマンスを維持
・周りと同じ健康法を真似する

大切なのは、「自分に合った」方法を選ぶこと。

ここで役立つのが、アーユルヴェーダの知恵です。

アーユルヴェーダ的セルフケアのヒント

アーユルヴェーダでは「ドーシャ(体質)」によって、整え方が変わります。

ヴァータ(風の質)

落ち着かず冷えやすい。考えすぎがち。
→ 温かい食事・一定の生活リズム・オイルケア

ピッタ(火の質)

完璧主義でイライラしやすい。競争心強め。
→ クールダウンの習慣・深呼吸・外気を浴びる

カファ(土の質)

穏やかだけど停滞しがち。朝が苦手。
→ 朝の運動・スパイス・軽めの食事で代謝を上げる

ドーシャに合ったケアを“毎日少しずつ”行うことが、心身の安定につながっていきます。

結論:「整える力」が、メンタルの強さになる

安定したメンタルとは、「何も動じない」ことではなく、
「揺れても、自分で戻ってこられる力」を持つこと。

それは、生まれつきの才能ではなく、
“セルフケアの知恵”を日々積み重ねてきた結果です。

まずは、「自分を知ること」から。
整え方がわかれば、心も仕事も、人間関係も変わりはじめます!

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

ガネーシャ尾上
専門家

ガネーシャ尾上(マインドフルネスコーチ)

合同会社セブンクローバーギルド

IT業界での知見を持ち、ビジネスの可能性を引き出す視点とマインドフルネスを軸とする心理的アプローチの両面から、実践的な”心のトレーニング”を提供。働く人の心身を整え、企業と社会の自己実現を支援します

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

心のトレーニングで心身を整えるマインドフルネスコーチ

ガネーシャ尾上プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼