【不安に立ち向かう】アーユルヴェーダで学ぶヴァータケアのすすめ

変化に敏感で、スピード感を武器にしてきたあなた。
直感でチームをぐいぐい引っ張ってきたあなたにとって、
「どうやって人を育てるか?」は、避けて通れないテーマかもしれません。
でも実は──
怒られて伸びるのは「ピッタ型」の人だけ。
ヴァータ型やカファ型のメンバーには、逆効果になることもあるのです。
マインドフルネス伝道師のガネーシャ尾上です。
今回は、今の時代に欠かせない、「ドーシャ=人それぞれの違い」を理解したリーダーシップについてお届けします!
チームの可能性を最大化するために、ぜひこの視点を取り入れてみてください。
仕事で部下を怒って育てるスタイル、本当に正しい?
仕事で部下を怒って育てるスタイルは、一見して効果的に見えるかもしれませんが、実はそうではありません。
人が高いストレス下で取る行動には、「戦う」「逃げる」「固まる」という3つの反応があり、これはアーユルヴェーダのドーシャ理論とも密接に関係しています。
ドーシャ別のストレス反応
ピッタ型は戦う
ピッタ型は「戦う」。困難に立ち向かい、怒りやすい傾向も。
ヴァータ型は逃げる
ヴァータ型は「逃げる」。変化に敏感で、プレッシャーを感じやすい。
カファ型は固まる
カファ型は「固まる」。安定を好み、プレッシャーがかかると動けなくなる。
もしリーダー自身がピッタ型だった場合、無意識に「戦う」反応をメンバーにも求めがちです。
しかし、ヴァータ型やカファ型の部下にそのスタイルを押し付けると、
モチベーションを奪い、成長を妨げるリスクが高まります。
それぞれに合ったサポートが必要
現代の職場では、多様性が前提となっています。
だからこそ、部下一人ひとりのドーシャ(性質)を理解し、
それぞれに合ったサポートを行うリーダーシップが求められているのです。
「違いを知り、違いに合わせる」リーダーシップへ
怒って人を育てる時代は、もう終わりました。
これからは「違いを知り、違いに合わせる」リーダーシップへ。
ドーシャを理解することは、
メンバーそれぞれの強みを引き出し、
組織の力を最大化するための、強力なヒントになるはずです。



