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選ぶと危険!失敗住宅設備7選 4&5&6&7

上谷幸祐

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テーマ:設備・仕様

4.浴室の窓

住宅設備の失敗ポイント4つ目は、浴室の窓です。

浴室の窓を付けるか付けないか問題については、こちらの動画で解説しています。
気になる方はご覧ください。

今回は浴室の窓を「設置したい」という方に対して、事前にしておいてほしい注意ポイントをご紹介します。

浴室の窓を設置する際の注意点は、2つあります。
1つ目は、窓の設置位置についてです。浴室の窓は、洗い場側よりも浴槽側に設置されることが多いですが、浴槽側に設置してしまうと、窓の開け閉めをする際に、浴槽をまたぐ必要がありますから、開け閉めする度に不便を感じてしまいます。

ですから、湯舟につかりながら庭を眺める、というような特別な要望が無い場合は、洗い場側に設けておく方が、窓の開け閉めがしやすくなります。続いて、浴室の窓の注意点2つ目は、窓は曇るという点です。せっかく浴室の外に、専用の箱庭を作って、浴室の窓から眺めるようにしたのに、
「えっ窓が曇って全然見えへん、つけた意味ないやん」ということが起こります。
浴室から水蒸気を無くすことは困難ですから、これは避けようがないですね。

気温が高い季節であれば、窓は曇りにくいですから、季節限定になってでも窓から外を眺めたい、というように、事前に納得しておく必要があります。

いずれにしても浴室の窓を採用した場合は、明確な利用目的と設置場所の検討が必要です。

まだ、つけるかどうかで悩んでいるという方は、こちらの動画をご覧ください。

5.室内の引き戸

住宅設備の失敗ポイント5つ目は、室内の引き戸です。

引き戸は、横にスライドするような形で使用する出入り口の扉です。

住宅に最も使用される室内扉は開き戸ですが、開き戸を採用した場合に、扉の回転半径に物が置けないことや、開けっ放しにしておくと扉が邪魔になるといったことがあります。

それに対して、引き戸は開け放しておいても特に支障がないため、室内の扉に引き戸を採用することも多いと思います。

実際に私も、引き戸の方が、開け放したりなどの使い勝手が良いため、特別な要望が無ければ提案することが多いです。

しかし、最近ではコンパクトな設計が求められるため、引き戸のメリットだけを考えて採用すると、失敗してしまうかもしれません。

どういうことかというと、引き戸には、扉を開ける際の、扉を引き込む部分が必ず必要になります。

この引き込んだ戸袋部分には、収納や、スイッチやコンセントを設置することができません。
特に、最近のコンパクトな間取り設計の場合は、壁の量がそもそもあまり多くありませんから、壁の使い方は重要です。

例えば、引き戸にこだわってしまうと、知らない間に収納スペースが減ってしまったり、スイッチやコンセントを設置できず、生活してから「うわっここにコンセントがあったらめっちゃ便利やのに」と残念に感じてしまうかもしれません。

こういった理由から、コンパクト設計の場合は特に、開き戸の方がスペースを有効に使いやすいと思います。

どうしても、引き戸にこだわりたいという場合は、引き込み戸を採用すると、扉の両面に家具を設置できるので便利です。ただし、戸袋内の掃除や、建具の出し入れには苦労しますから、事前にそのような特徴に納得の上で採用するようにしてください。

6.冷蔵庫スペース

失敗住宅設備6つ目は、冷蔵庫スペースです。

冷蔵庫スペースは、冷蔵庫を壁で囲うことで、専用空間として設けるスペースです。

冷蔵庫スペースを設けることで、冷蔵庫を周りから見えにくくできることや、側面の壁にスイッチやコンセントを設置することができます。

また、カップボードなどの家具を、冷蔵庫に並べて設置する場合は、空間をスッキリと区切ることができます。こういったメリットから、間取り上は便利に思えますが、デメリットを理解していないと、生活してから後悔することになってしまいます。

冷蔵庫スペースの注意点は、一度はめ込んでしまうと、掃除が非常にしにくいという点です。
特に対面キッチンの場合は、配置によって冷蔵庫を出しにくくなってしまうので、注意が必要です。ただでさえ冷蔵庫廻りは湿気が多く、食材も多いですから、冷蔵庫の足元の掃除をおろそかにすると、怪しい影が近づいてきてしまいます。私も本当に苦手で、確定申告くらい嫌いです。

ですから、冷蔵庫スペースを設けるにしても、ある程度の掃除ができるように、10㎝程度の余裕を設けておくことをおススメします。
また最近では、冷蔵庫や洗濯機の下に設置できる、キャスター付の架台が市販されていますから、こちらを利用するのもおススメです。こちらを設置すれば、冷蔵庫の下に掃除ができる程度の隙間を空けることもできますし、冷蔵庫ごと引っ張り出して、掃除をすることも容易になります。

7.オープン収納

失敗住宅設備7つ目は、オープン収納です。

オープン収納は、扉を設置しないタイプの収納で、玄関やキッチン周りの見せる収納として人気です。扉をあけることなくすぐに取り出せることや、中のものが把握しやすいこともメリットとしてあげられます。

ですが、もちろんデメリットも理解していないと、失敗しやすい仕様となっています。

主なデメリットは、
◆オープン収納のデメリット
1.ホコリがたまりやすい 
2.片付いていないものも見えてしまう
3.物が落下しやすい
4.扉は無くても目隠しが必要な場合もあるこういったものが挙げられます。

特に掃除や片づけが苦手という方は、敬遠したくなる仕様ですよね。そして、物が落下しやすいという特徴も気を付ける必要があります。

落下防止の対策としては、そもそも高い位置には設けないこと、そして重いものや硬いものは置かないこと、また、巾止めやすべり止めを設けておくこと、こういった対策が必要になります

ただ、このような対策をしっかりしておけば、オープン収納は便利に使用することができます。

特におすすめの設置場所は、キッチンや洗面脱衣等の水回りです。


おススメする理由は、扉の開け閉めをしたくない場所だからです。水回りスペースは、手が汚れていたり、濡れていることも多い場所ですよね。そして空間が狭いですから、扉があると邪魔になる場合も多いです。

また、収納するものは小物ばかりですから、オープン収納のように収納の中を把握しやすいことも重要です。


さらに、毎日何度も出し入れしますから、そのたびに扉を何度も開け閉めするのは面倒に感じますよね。

もちろんそれでも、ホコリやこまめな片付けが必要、というのはついて回りますから、「結局後から扉を付けて割高になった」といったことにならないように、メリットとデメリットを知ったうえで、納得の上採用してください。

今回は、『知らないと危険!住宅設備の失敗ポイント』をご紹介しました。

1.洗面化粧台の標準の幅に注意
2.引き違い窓はデザイン性が低い
3.クローゼットの奥行きは60㎝で十分
4.浴室の窓は設置位置が大事
5.室内の引き戸は戸袋に注意
6.冷蔵庫スペースはゆとりをもって
7.オープン収納は水回りがオススメ

今回ご紹介した住宅設備は、どれも失敗しやすい特徴に気を付けながら採用すれば、生活に役立つものばかりですので、事前に特徴をしっかりと押さえていただいたらと思います。

一緒に最高の家づくり目指して頑張っていきましょう!

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上谷幸祐
専門家

上谷幸祐(一級建築士)

アクアホーム

家族の「叶えたい」が詰まった理想のお家を提案。土地探しから資金計画など、家づくりの初期段階からサポートする地域密着型の工務店。公式YouTube「住まいの専門家チャンネル」の登録者数は2万人を超える。

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