間取り初心者必見!キッチンの後悔7選 5&6&7
4 高さがぴったりの収納
片付かない間取りの失敗ポイント4つ目は、高さがぴったりの収納です。
「いや高さがぴったりで何が悪いねん!」と思った方もいるかもしれませんが、デメリットをしっかり理解していないと使いにくい収納になってしまいます。
最近は、収納ケースを使用することで、小物を細かく分けて収納することも多いですよね。
見た目にもおしゃれに収納することもできるので、こういった収納にしたいとイメージされている方も多いと思います。
ですが、この収納ケースを使用する場合に注意点があります。
それが、棚の高さに合わせて、収納ケースの高さをピッタリにしてしまうということです。
ピッタリの収納ケースの注意点は2つあります。
1つ目は収納ケースの中身が把握しにくいということです。収納ケースの上部に隙間が少ないので、中が覗きにくく、中を見るには毎回引き出す必要があります。
スッキリ片付けるには、どこに何があるのか、把握しやすくするということも大事ですから、収納ケースの上部には多少隙間がある方が、一目で中身を確認することができます。
そして、ぴったりの収納ケース2つ目の注意点は、必ず両手を使う必要があるということです。一度片手で引き出してから、中の物を取る必要があるので、必ず両手を使うことになります。
例えば、キッチンや洗面で手が濡れていたり、汚れていたりする場合でも、イチイチ両手を拭いてから、物を取り出す必要がある為、めんどくさく感じてしまいます。
それでなくても、毎度収納ケースをもって、戻してと繰り返すのは大変ですよね。
こういった理由から、棚1段の高さに対して、多少余裕を持った収納ケースを使用する方が、普段使いしやすいと思います。
ただし、オープン収納の場合で、見た目のデザインを優先したいという場合は、あえてぴったりサイズを選んでも良いと思いますので、それぞれの場所や、扉の有り無しなどに応じて、選定していただいたらと思います。
5 奥行きがぴったりの収納
片付かない間取りの失敗ポイント5つ目は、奥行がぴったりの収納です。
「またぴったり、ぴったり好きやなー」というツッコミありがとうございます。
高さに続いて奥行きをぴったりにした場合も失敗しやすいです。
できるだけ中に入れるものに合わせて、収納の奥行をシビアな寸法で制作することもあると思います。
その場合に起こりやすいのが、ギリギリに作りすぎて入らなかったという失敗です。
当たり前のことですが、この当たり前が結構起こるんです。
特に失敗しやすいのが、書類を入れる収納です。
書類はサイズが統一されていますので、収納の奥行きを考える際も、入れておきたい書類の大きさに合わせて、容易に設計することができます。
例えば、A4サイズ(奥行21㎝)のものを入れるために、2㎝程度余裕を見て、棚の奥行を23㎝で作ったとします。
そうすると、A4サイズの紙はゆとりをもって入れることができますが、A4サイズのクリアファイルは、23㎝ですからギリギリ扉に当たってしまいますし、A4のルーズリーフフォルダは25㎝ありますから、全然入りません。
このように、サイズがしっかり統一されているものの方が、企画通りに作っておけば大丈夫だろう、と安心してしまうので危険です。
ですから、書類を整理する収納の奥行を設定する場合は、中に入れたいもののサイズ+5㎝くらいの余裕をもっておいて、ちょうどいいと思います。
6 構造に合わせた収納
片付かない間取りの失敗ポイント6つ目は、構造に合わせた収納です。
上の画像は収納の奥行を、柱と柱の間の寸法、そのままで設計したパターンです。
ハウスメーカーからの間取り提案を、そのまま採用した場合に多いと思います。
ですが、この収納のあまりオススメしません。
理由は、そのままの奥行は使いやすい訳ではないからです。
一般的な寸法で収納を設けた場合は、奥行は75㎝程度となります。
この寸法は、布団そのまま収納するような、押し入れの場合には使いやすいかもしれません。
ですが、クローゼットのような衣類収納として使うには奥行が深すぎます。
こちらの動画でも詳しく解説していますが衣類収納は奥行きは60㎝あれば十分です。
また、柱と柱の奥行きに対して、ちょうど半分で収納を設ける場合もありますが、その場合は40㎝ほどですから、クローゼットとしては浅いですし、パントリーの収納としては深すぎます。
浅い収納も物が入らなくて困りますが、だからといって深い収納を設置してしまうと、暗くて見えにくかったり、入れづらい出しづらいとなってしまいます。
ですから、構造に合わせた奥行きの場合は、何となく提案のまま進めるのではなく、実際に入れるものに合わせた奥行で設計することをおすすめします。
カラーボックスや衣装ケースは、メーカーは違っても、ある程度寸法が統一された製品ですから、収納したいケースに合わせて設計するのもオススメです。


