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法人の決算の収益事業の税務申告 その1

小林正樹

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テーマ:公益法人税務

 毎度、コラムをご覧いただきありがとうございます。
公益社団法人・財団法人、一般社団法人・財団法人の
トータル支援をさせていただいております税理士法人ケイシーシーの小林です。

 ●公益法人等で収益事業を行っている法人の税務上の利益の算出の
仕方についてご説明します。


(要約)正味財産増減計算書内訳表 


要約のPL


 収益事業等会計の利益の計算方法は、当期経常増減額28,017から
共通経費である管理費を合理的な基準(事業費率等)で按分します。

 今回のケースでは、9,800×79,566/540,066=1,443が
収益事業に対する共通経費と考えます。
この場合、収益事業の利益は28,017-1,443=26,574となりますが、
その50%を公益目的事業会計へみなし寄附として振り替える(他会計振替)ことになります。


○その2へつづきます。


●静岡県、最東端の熱海市・伊東市から最西端の湖西市まで、
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