免疫介在性壊死性筋症(ミオパチー)が漢方で軽快 (2)
川口漢方薬局では、不妊症の相談の方が増えています。また、実績もかなり上がっています。ご相談にお見えになる不妊症の方の大半は女性の方で平均年齢は37歳です。年齢の高い人ほど西洋医学の不妊治療を受けた人の割合が高くなり、その期間も長期化しています。
どのくらいで妊娠するのか?
早い人だと1ヶ月で妊娠する人も居ます。多くの方は3ヶ月~1年程度で妊娠するようです。基本的にはお体に問題が少ない方や年齢の若い方のほうが早く妊娠する傾向があり、年齢の高い方は3年以上続けてやっと妊娠したような方もいらっしゃいます。
妊娠する前に体調で効果も実感できる
また、妊娠しなくても2~3ヶ月程度で体調の変化がわかり、基礎体温に変化があったり、冷え性が改善されたり、生理痛が軽減したりするなど、お体の調子が良くなるのがわかる方が多いです。もし、3ヶ月程度続けて何の変化も見られないようなら、基本的にもう一度、詳しいお体のご様子をお聞きしなおして漢方薬の組あわせなどに工夫します。逆に、3ヶ月程度続けて全く変化が無かったり、返って調子が悪くなっているのに、漢方薬の組み合わせを全く変えようとしなかったりするような病院や薬局はあまりいいとは言えません。
昨年は
私どもの漢方薬をのみながら、昨年妊娠された方は、33人です。うち25人が自然妊娠、8人が漢方を併用しながらの体外受精でした。この数字が多いか少ないかはわかりませんが、妊娠しましたというご連絡を受けた時には、私どももとても嬉しいです。この33人の方々をちょっと調べてみました。
年齢は35歳以下は9人だけで、あとの方は35歳以上です。一番年齢の高い人は43歳。出産時には44歳になります。35歳以上の方で西洋医学での不妊治療を併用している人の割合は多く、14人もいらっしゃいました。中には体外受精を5回やって上手くいかず、漢方薬を併用しだして妊娠した方もいらっしゃいます。どのくらいの期間漢方薬を続けて妊娠したのか調べてみましたら、半年~1年程度の継続の方が一番多いです。また、年齢が高くなるほど長い継続期間が必要な傾向があることもわかりました。また、漢方での周期調節法というものも取り入れていて、この方法で妊娠にこぎつけた方が全体の2/3に及びます。
卵胞形成(ウィキペディア)をご覧になると詳しく載っているのですが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%B5%E8%83%9E%E5%BD%A2%E6%88%90
女性の卵巣には、その人が赤ちゃんの時から持っている卵子の元になる原始細胞というものがあります。原始細胞の数は年齢とともに減って、思春期で30万個ですが、35歳~40歳以上になると個人差がありますが数千個まで減少します。また、細胞そのものの老化もあります。
原始細胞は1次卵胞、2次卵胞、胞状卵胞(三次卵胞またはグラーフ細胞)という状態になるのに290日かかって成長し、この胞状卵胞という状態になって初めてFSH(卵胞刺激ホルモン)の影響を受けて大きくなり排卵するのですが、ここまでになるのに1年近くかかるのです。
だから、漢方薬をのみはじめて半年~1年程度で妊娠した方が多いというのは、卵胞の形成の過程をサポートするのにそのくらいかかるのだと考えられます。
西洋医学では、FSHの影響を受けるようになってからは、ホルモン療法などでコントロールできますが、それ以前の卵胞形成に対してあまり良い治療法がないので、この部分は大きなメリットだといえますし、西洋医学での高度不妊治療と漢方を併用することで成功率を高めている理由にもなっています。
適切な漢方薬の選定は専門家にお任せください。詳しくはこちらでご相談ください。直接メールでもご相談承ります。 kawaguchikampo@nify.com
川口漢方薬局のホームページ
http://homepage2.nifty.com/KAWAGUCHIKAMPO/