相続税申告書提出金額はいくらでしょう
平成26年4月から消費税率が8%になり、平成27年10月から10%になり、家計の負担の重みをこれから感じるでしょう。
消費税の増税に騒がれている中、相続税も大増税となっていることをご存知でしょうか。
平成27年1月1日から基礎控除が6割に下がり、最高税率が55%に引き上げられました。
その結果、相続税の対象となる方が、亡くなられた方のうち4%から6~8%へと増えます。約2倍に相続税の対象者が増えます。
例えば、持ち家に居住し退職金と若干の金融資産がある場合、相続税の申告・納付が必要となる可能性はあります。
相続税の基礎控除は、平成26年までは「5,000万円+1,000万円×法定相続人の数」平成27年からは「3,000万円+600万円×法定相続人の数」です。
例えば、4人家族で、ご主人が亡くなったとした場合、平成26年までは8,000万円ですが、平成27年からは4,800万円となります。
対策としては、財産を減らす、債務を増やす、ご家族を増やす等ございます。
代表的な例として、生前にお孫さんへ現金の贈与をしたり保険に入ったりします。
一方、減税もありました。小規模宅地等の居住用の特例の限度面積が240㎡から330㎡に拡充はされました。しかし、330㎡は約100坪です。100坪も広い家に住まわれている方はそう多くはないでしょう。
相続税はご自分にとって最後の税金です。
しかし、資料収集、判断、納税は、ご家族が行います。
できることなら、財産・債務の一覧表・相続税の試算、
さらには遺言書を作成しておくことをお勧めいたします。
身近な相談相手として地域の皆様を応援します!
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