『7つ習慣』そのⅢ
さて今日は、先日あった、
とても刺激を受けた体験をご紹介です。
次のような場合、どうしますか?
ぜひご自身の事業に置き換えて考えてみてください。
あかつか事務所の、とあるお客様との会話の中で、
こんな話題がありました。
A社長『なかなか従業員さんたちが思ったように動いてくれなくてね・・・』
あなたならどうしますか?
あるバッグを取り扱っているお店で、
来店されたお客さんから『赤い』バッグはありますか?
と尋ねられたそうです。
そのお店の従業員さんは、お店に在庫を切らしていたので、
『○○店に在庫があるので、ネットで注文すればすぐに届きますよ』
と、応対したそうです。
A社長『山本さんだったらどうしますか?』
私『・・・お店で取り寄せましょうか?といったところでしょうか?
社長ならどうされるんですか?』
A社長『私だったら、まず、なぜ赤いバッグが欲しいのか聞きますね!』
あなたならどうしますか?
私『それはなぜですか?』
A社長『それを聞かないと、実は本当にお客さんが欲しいものは違うかもしれないからね。
本当はこの服にあうバッグが赤だと思い込んでいるだけかもしれないから。』
私『なるほど!なぜ社長はそういう聞き方ができるんですか?』
A社長『・・・う~ん。ファッションを通してお客さんに幸せになってもらいたいからかな。
それとか、服を着る楽しさを感じてほしいから』
私『それ、従業員さんにしっかり伝わってますか?売上目標はありますが、
社長の想いに対しての行動目標とかありますか?』
A社長『あぁ、そこだね!そこが伝わってないんだね!』
ゴールデンサークル
この会話の中で私が感じた、従業員と社長の違いは次の図で説明がつきます。
ゴールデンサークル
私の手書きですみません。
以前、少し紹介したサイモン・シネックの『ゴールデンサークル』です。
社長の中には『WHY』がしっかりとあります。
なぜこのお店をやっているのか?
なぜこの会社を経営しているのか?
この会社でどうしたいのか?
おそらく社長の中で、
WHY→HOW→WHATという考え方が自然に出来上がっているのでしょう。
でも従業員さんにはどうやら伝わっていないようです。
この話にはまだ続きがあります。
ですが、続きはまた来週です!