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赤塚直記(あかつかなおき) / 税理士

税理士法人BETT あかつか事務所

コラム

全然違う!

2018年8月1日 公開 / 2020年8月28日更新

テーマ:経営

コラムカテゴリ:ビジネス

前々回の記事で、
お客さんから「赤い」バッグはありますか?と尋ねられたときに、
「なぜ赤いバッグが欲しいのか?」を訪ねるA社長。


私が感じた、従業員さんと社長との違いは下の図で説明ができます。




真ん中にはWHY。
次にHOW。
一番外側にWHATとあります。
伝える内容も変わる
これは想像ですが、従業員さんは
こういうセールストークをするのではないでしょうか?
(たまたま社長と話をしているときに、すぐ横にカーディガンが並んでいたので試しにカーディガンを事例に。)

『このカーディガン、
 少し肌寒いこの季節にさっと羽織れるように
 カシミア製で軽く作ってあります。肌ざわりもとっても気持ち良いですよ!
 お一ついかがですか?』
という感じになります。

・・・普通ですね。普通なんです。

これをWHYから始めてみると・・・
『私たちは生活の中で気軽に、しかも末長く使ってもらえるものが本当に良いものだと信じています。
 デザインはシンプルに。自然素材を使い、肌触りもよく、軽く、そして何より長持ちします。少し肌寒いこの時期にさっと羽織れるように。
 そう考えてできたのがこのカーディガンです。お一ついかがですか?』

いかがでしょうか?

・・・正直こんな話し方をする人はいませんが、
考え方としてはこうではないでしょうか。

2つの違いは何でしょうか?
インサイドアウトかアウトサイドインか
実は、たいていの場合、
ゴールデンサークルの外側から内側へ考えることが多いということです。
埋め込み画像 1
しかもこの場合、
WHAT→HOW→・・・
とWHYの部分が抜けてしまうことが多いのです。

WHATは自社が扱う商品やサービスが何か。→カーディガン
HOWはその商品やサービスの特徴や独自性の説明です。→カシミア製
WHYは?→説明なし。


このゴールデンサークルを提唱している
サイモン・シネックによると、
上手くいっている人や組織の共通点は
『内側から外側へ(インサイドアウト)』という思考パターンだそうです。

なぜ、これをやるのか。
何のためにやるのか。
経営者の方は、けっこう考えていることが多いです。


それがもし従業員さんにも伝わり、
一人一人がなぜ?から行動を起こせれば、組織は変わると思いませんか?

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