陶山訥庵のエリア戦略
人間は、言葉で考えています。
商品やサービスの価値も言葉によって判断される
そんな話
博多出身の岡島さん
豚足を食べるエステ等と称して普及させた人です。
そしてニューヨークで「HAKATA TONTON」という
レストランを経営して繁盛してるそうです。
豚足は直訳すると「Pig's feet」なんでしょうが
あえて「TONSOKU」とメニューに記されてます。
当然お客から”TONSOKUはなに?”と聞かれます
”フランス人がこよなく愛する料理、Pied de cochonです”
”Pied de cochonってどんな料理?”
”Pig's feetです。”
フランス人が食べるならおいしいだろうっと注文するそうです。
そんな「HAKATA TONTON」ですが
クレームになったメニューがあったそうです。
それは・・・・
「明太子」
メニューに直訳の「cod roe」
つまり「鱈の卵」としたのですが
気持ち悪いと注文もしないのにクレームがきたそうです。
岡島さんは一晩考えてネーミングを変更しました。
「博多スパイシーキャビア」
爆発的ヒット。人気メニューになったそうです。
シャンパンに合うじゃないか、うまいうまいと食べたそうです。
岡島さんは
彼らは、物を食べてるんじゃなく言葉を食べてんじゃないかと
思ったそうです。
そして、
”言葉って実はすごいんじゃないのかって
びっくりしました。
俺、言葉を大事につかってるのかな?
言葉を道具にしてないのかな?
ひょっとしたら、言葉は人生かもしれない。
その瞬間、なにを言葉にしたかが、人生かも知れない。”
言葉の力を再認識しました。
この人の話You tubeに出ています。
興味のある方は、ご覧ください。