コラム
陶山訥庵のエリア戦略
2018年2月1日 公開 / 2020年8月28日更新
さて、今日はエリア戦略の話です。
例えば、浜松で何かの業種で一番を目指すときに、
どのように攻めれば良いでしょうか?
そんなときに、参考になるのが、
1700年頃の長崎県対馬での話です。
陶山訥庵(すやまとつあん)という人物をご存知でしょうか?
1700年頃の長崎県対馬には人口2万に対して
なんと8万頭ものイノシシが生息していたそうです。
島民は農作物をイノシシに荒らされて
とても困っていました。
島民がいくらヤリや鉄砲で退治しても
春にはイノシシが子供を産み、
秋には大きくなったイノシシが仕返しに来たそう。
島民が困り果てていたときに
郡奉行の陶山訥庵(すやまとつあん)が
あることを行いました。
島の南北を9つの大垣で分け、
さらにその中に内垣をつくり、
イノシシが移動できないようします。
そして北から内垣で囲んだ中のイノシシを
1つずつ全滅させていく、ということを南まで
取り組んだ結果、対馬のイノシシは9年で
全滅しました。
1700年の、しかもイノシシ退治の話ですが
現在の商売にも応用できるところはたくさんあります!
このようなやり方を
「各個撃破主義」
「個別目標達成主義」
と言います。
1つのエリアに集中するということです!
そのエリアの敵を全滅して、圧倒的なシェアを
獲得するやり方です。
わかりやすいのがセブンイレブン。
この続きはまたにします!
どこかの地域で一番を目指すなら
エリア戦略に取り組んでみると良いかもしれません。
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