「もっと」を追い求めるのはもうやめよう。あなたのエネルギーを1点に集中させる「引き算」の力
こんにちは、引き算コーチングの山根浩二です。
「ドイツ人は9割の事を捨てて、1割の大事な事をやって成果を上げている」
という話は、ドイツ人の合理的な働き方や思考法を象徴しています。
ドイツ人がなぜ少ない労働時間でも高い生産性を維持できるのか、その背景には「9割を捨て、1割に集中する」という徹底した合理主義があります。
日本人はつい、成果を出すために「どれだけ多くやったか」で測りがちです。
しかし、ドイツ人は真逆の考え方をします。彼らは、まず「やるべきこと」の中から、本当に成果に直結する1割の本質を見極めます。そして、その1割を最大限に活かすために、残りの9割の無駄なタスクを容赦なく切り捨てるのです。
10割りの出来る事があったとしても、あえて出来てもやらずに、その中の最も大事なコアな一割だけに時間やエネルギーを注いで、もっとも高効率を実現しているという事です。
例えば、9割に含まれるのが、無駄な会議、非効率な連絡手段、完璧主義に陥りがちな細部の修正など、成果に貢献しない9割のタスクになります。
ドイツでは社会全体で、その考え方が浸透しているので、9割削減している中で低下している部分は容認されているという事。
日本のように、見えない部分までこだわって、無料奉仕はしないという事ですね。
正にドイツ人は9割を引き算して成果を揚げているんです。
そのお陰でドイツ人が手に入れているモノは、
・自由な時間
・エネルギーの集中
・幸福度の向上
ドイツ人のように、時には立ち止まり、「本当に必要なものは何か?」を問いかけることが、結果的に遠回りしない、最短の成功ルートなのかもしれません。
あなたにとって、1割りに当たることは、何ですか?



