「やることが多すぎる…」と感じるあなたへ。成果を最大化する「引き算」の思考法

山根浩二

山根浩二

テーマ:引き算コーチング

こんにちは、引き算コーチングの山根浩二です


「やることが多すぎる…」と感じるあなたへ。成果を最大化する「引き算」の思考法




経営者のあなたは、毎日、ToDoリストは増えるばかり。あれもこれもやらなきゃいけないのに、時間は足りない。頑張っているはずなのに、なぜか成果は伸び悩む…そんな風に感じていませんか?


多くの人は、成果を出すために「何かを足す」ことを考えがちです。
今の業務では将来の売上に不安があるから、売上の為に、新しい業務を増やしていく。

新しいツール、新しいタスク。しかし、その足し算の先に待っているのは、疲弊と、散漫になったエネルギーです。

どんな経営者でも、時間というエネルギーは24時間しかありませんよね?

そのエネルギーが散漫になるので、実現力が低下してしまいます。


成果を「足し算」で考えていませんか?

私たちはつい、「もっと頑張れば」「もっとやれば」という思考に陥ります。しかし、あらゆることに手を出し、エネルギーを分散させてしまうと、一つひとつの質は下がります。結果として、いくら量をこなしても、納得のいく成果は得られません。



これはまるで、コップにたくさんの水を注ごうとするようなものです。コップの容量を超えて水を注げば、溢れてしまうだけ。私たちのエネルギーも、同じように容量が決まっています。溢れてしまったエネルギーは、ただの「無駄な努力」になってしまいます。

・成果を最大化する「引き算」の思考法

では、どうすれば良いのでしょうか?答えはシンプルです。「やることを増やすのではなく、減らす」という思考に切り替えることです。

この「引き算」の思考法は、無駄な努力をなくし、本当に重要なことにエネルギーを集中させるための強力なツールです。



例えば、ビジネスの「パレートの法則(2:8の法則)」では「成果の8割は、全体の2割の行動から生まれる」という考え方です。

そうすると、あなたの膨大なToDoリストの中でも、本当に成果を生み出しているのは、わずか2割のタスクかもしれません。


重要なのは、この「成果を生み出す2割」を見つけ出し、それ以外の「無駄な8割」を思い切って手放すことです。

・今すぐ実践できる「引き算」のステップ

①書き出す:今抱えているすべてのタスクや、日々の行動を紙に書き出してみましょう。

②分類する:書き出したタスクを「成果に直結するもの」「成果に間接的に貢献するもの」「無駄なもの」の3つに分類します。

③手放す:無駄なタスクは、思い切ってやめるか、誰かに任せることを検討しましょう。

④集中する:成果に直結するタスクに、あなたのエネルギーと時間をすべて注ぎ込みます。


最初は「これをやめたらどうなるんだろう…」と不安になるかもしれません。しかし、本当に大切なことだけに集中することで、あなたのパフォーマンスは劇的に向上します。

集中する事で、ノウハウが洗練される事もあるでしょう。



「引き算」は、何かを失うことではありません。むしろ、本当に大切なものに集中するための、ポジティブな選択です。

無駄な努力を手放し、あなたのエネルギーを最大限に活かして、最高の成果を手にしませんか?

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山根浩二
専門家

山根浩二(ビジネスコーチ)

サポートコーチ出雲

経営を好転させるには、やる事を足すのではなく『削る』。それが”引き算経営”の本質です。今、あなたが本当にやるべき一つの事に集中するだけで、迷いが確信に変わり、狙い通りの結果を手に入れられます。

山根浩二プロは山陰中央新報社が厳正なる審査をした登録専門家です

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