「9割の無駄を捨て、1割の本質に集中する」ドイツ式思考法と引き算
こんにちは、引き算コーチングの山根浩二です
「やることが多すぎる…」と感じるあなたへ。成果を最大化する「引き算」の思考法
経営者のあなたは、毎日、ToDoリストは増えるばかり。あれもこれもやらなきゃいけないのに、時間は足りない。頑張っているはずなのに、なぜか成果は伸び悩む…そんな風に感じていませんか?
多くの人は、成果を出すために「何かを足す」ことを考えがちです。
今の業務では将来の売上に不安があるから、売上の為に、新しい業務を増やしていく。
新しいツール、新しいタスク。しかし、その足し算の先に待っているのは、疲弊と、散漫になったエネルギーです。
どんな経営者でも、時間というエネルギーは24時間しかありませんよね?
そのエネルギーが散漫になるので、実現力が低下してしまいます。
成果を「足し算」で考えていませんか?
私たちはつい、「もっと頑張れば」「もっとやれば」という思考に陥ります。しかし、あらゆることに手を出し、エネルギーを分散させてしまうと、一つひとつの質は下がります。結果として、いくら量をこなしても、納得のいく成果は得られません。
これはまるで、コップにたくさんの水を注ごうとするようなものです。コップの容量を超えて水を注げば、溢れてしまうだけ。私たちのエネルギーも、同じように容量が決まっています。溢れてしまったエネルギーは、ただの「無駄な努力」になってしまいます。
・成果を最大化する「引き算」の思考法
では、どうすれば良いのでしょうか?答えはシンプルです。「やることを増やすのではなく、減らす」という思考に切り替えることです。
この「引き算」の思考法は、無駄な努力をなくし、本当に重要なことにエネルギーを集中させるための強力なツールです。
例えば、ビジネスの「パレートの法則(2:8の法則)」では「成果の8割は、全体の2割の行動から生まれる」という考え方です。
そうすると、あなたの膨大なToDoリストの中でも、本当に成果を生み出しているのは、わずか2割のタスクかもしれません。
重要なのは、この「成果を生み出す2割」を見つけ出し、それ以外の「無駄な8割」を思い切って手放すことです。
・今すぐ実践できる「引き算」のステップ
①書き出す:今抱えているすべてのタスクや、日々の行動を紙に書き出してみましょう。
②分類する:書き出したタスクを「成果に直結するもの」「成果に間接的に貢献するもの」「無駄なもの」の3つに分類します。
③手放す:無駄なタスクは、思い切ってやめるか、誰かに任せることを検討しましょう。
④集中する:成果に直結するタスクに、あなたのエネルギーと時間をすべて注ぎ込みます。
最初は「これをやめたらどうなるんだろう…」と不安になるかもしれません。しかし、本当に大切なことだけに集中することで、あなたのパフォーマンスは劇的に向上します。
集中する事で、ノウハウが洗練される事もあるでしょう。
「引き算」は、何かを失うことではありません。むしろ、本当に大切なものに集中するための、ポジティブな選択です。
無駄な努力を手放し、あなたのエネルギーを最大限に活かして、最高の成果を手にしませんか?



