あれこれ考えて、なかなか実際には動けない方が自ら動けるようになる
こんにちはサポートコーチ出雲の山根浩二です。
今日は、クライアントにとって、コーチと一緒に考える場合と、そうでない場合の違いを、渋滞している交差点のイメージで伝えてみます。
クライアント(相談者)が1人で頑張っている場合は、日々の沢山の出来事が、どんどん頭の中に流れ込んできて、処理しきれないような状態になって、本来の能力が十分に活用出来ていない。
例えば、信号の無い8方向の交差点に、大小様々な車が押し寄せてきて、直進しようとしているような状態、どの車も、自分が先に通りたいから、交差点の中心で、にらみ合って、僅かな車が通り抜けれているような感じになっています。
でもそんな感じでも、多くの方は、少しづつでも車を直進させて、思考を進めているので、日々が進んでいます。それにともなって余計なエネルギーを消耗するために、疲弊してしまいます。
一方、コーチがいる場合は、沢山の出来事は流れ込んできていても、クライアントと対話しながら、重要な出来事を選択して、それを優先で考える時間と場を設定して、思考を重要な出来事に集中させて、物事を前進させる事が出来ます。
例えば、先程の交差点で、コーチが交差点の真ん中に立って、交通整理をしていて、重要な車を優先して通していて、他の車はコーチの指示で待ってくれている。そんな状態ならば、エネルギーも少なくすみますし、スムーズに効率良く車が流れていて、物事が前進していきます。
もちろんこれは、コーチとクライアントとのセッションの場で起こっている事なのですが、セッションを重ねるうちに、コーチの姿から自然に学び、クライアント自身でも交通整理が出来るようになってきます。
それがコーチングセッションの成果の一つです。