第6章 宇宙へ 『1.大団円』
【精神分析は精神科学に基づき心の病を癒し人間の謎を解き明かす】
第6章 宇宙へ
『4.イマジン』
人間に対して無力な地球

現在地球は自然が織り成す最も快適で美しく安定した時代を存分に味わえる機会を、人間の手によってそれが破壊され、地球は我が世の春を失った。氷河期でも高温の時代でもない、一番地球は地球らしく青い空と青い海、そして緑に包まれた爽やかな時を迎えている筈なのに、人間がそれを壊した。
地球は人類の破壊行為を止める術を持っていない。余りに人間に対して無力である。結局人類は、最終的には地球にしっぺ返しをくらうのである。
共存共栄は自然界に動物は実現出来ている。それを人類も見習って、自然と共に生きたらいいのだが、それに気付いた一部の人々や団体が小規模に運動しているだけで、全人類を巻き込んだムーブメントには至ってない。
風力、水力、太陽などの再生エネルギーによってエネルギー変換をしようと試しはなされているが、大勢は変わらない。依然として化石燃料が主役である。産業転換をしない限り、石油を放棄することはない。
人類救済の道は一つ

ここに至り、人類救済の道は一つ。それは一人一人の意識改革である。石油と電気、PCに頼らない生活スタイルと社会、産業、工業の仕組みを変える決断する以外にない。この構造変換なくして、生き残る術はない。世界的産業、工業、社会システムの変換は全世界が同時に行わない限り出来ない所行で、それには嫌でも世界は一つになり協力し合って成し遂げられること。
それは平和と協力が不可欠である。戦争などしている場合でなくなる。この英断を全人類が受け容れられるかどうかに、今後の存亡は、かかっている。地球の運命も人類の運命も、その選択によって決まる。
ほんの少し、不便と居心地の悪さと手間を惜しまなければ、実現不可能なことではない。所謂、産業革命の前の生活に戻ることである。しかし、快適・便利・スピーディーに毒された現代人は、それを潔しとしないだろう。指先を少し動かすだけで、世界中から欲しいものを取り寄せられ、観たい映画、行きたい所にも直ぐ予約して行ける。
便利と快適、スピーディーに慣れ切った我々は、もうあの時代には戻れないのである。故にトランプは開き直ってやりたい放題、思いつきで発言し、世界を混乱させ、独り楽しんでいる。
二次元的世界を生きる独裁者

既に地球は個人一人一人の手を離れ、数人のわがままな独裁者の手に委ねられてしまった。その人達をここに挙げるまでもなく、彼らは各人核のボタンを持っている。いつでもそれを押せる。地球の運命は彼らの手に握られている。地球は80億人の人々の星ではなく、数人の独裁者の欲を満足させるための地球でしかない。否、領土でしかない。
グローバルな意識などなく、国境を隔てた領土という面積による二次元的認識でしかない。立体的認識の欠如がある。それは何を意味するか。この二次元はゲームと映像の世界で、そこにリアリティーは無い。現実感の欠如は、痛みの欠如と言い換えてもいい。痛みは悼むにつながり、人の死を悲しむことを悼むという。心が痛み、心が悼むことが出来て人間であり、戦争抑止の力となる。
しかし、二次元的世界を生きる治政者は、領土という二次元的広がりが意味を持ち、そこで暮らす人々が死のうが、決して心が悼むことはない。故にミサイルを撃ち込め、銃口を向け、引き金を引けるのである。現実味を失った独裁者達は、領土拡張ゲームに血道をあげている。そんな馬鹿騒ぎに打ち興じている場合ではないことの自覚が全く欠如している。
愛と平和を想像してごらん

もっと真面目に生きる! と言いたい。人の痛みを想像してごらんと言いたい。ジョンレノンが歌ったように『イマジン』で。「想像してごらん」「人の苦しみを、悲しみを、想像してごらん」と歌ってきかせたい。そんな彼が、皮肉にも銃弾に倒れ、平和の旗手を、民衆は失った。神の皮肉だろうか。
「愛と平和を想像してごらん」。そこに人の幸福がある。
6-3『美しい星』⇦
➩ セラピストの格言
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