鏡像関係は、絶対的孤独な人間の寂しさと孤立感を癒す
分析家のひとりごと -Soliloquy-
『野望と権力への執念は、歴史を書き変えてしまうほどの計り知れない魔力を、時に発揮することがある』
2024年7月15日、アメリカ大統領戦の遊説中に、トランプ氏は銃撃を受け、耳を貫通した程度で一命をとりとめた。あと1㎝ずれていたら即死であると云われるほど、際どく難を逃れた。
これは運命のいたずらなのかどうかは、後のアメリカの歴史において語られるであろう。今は吉でも凶でもなく、神が守ったということで、一件落着、万事塞翁が馬である。今は神の加護として受け容れるしかない。そんなトランプ氏をみてて出てきた一文である。
彼の野望と権力への貪欲なまでの強欲と信念を垣間見るにつけ、その執念は死神すらたじろぐほどのものであると、云わざるを得ない奇跡である。
彼は益々神格化され、大統領に帰り咲いたらアメリカは、いや世界はどうなるのか。想像するだに恐ろしい。人類破滅のシナリオの始まりは、この2024年7月15日となるかもしれない。
人に、人類に幸も不幸もない。在るのは、生きられるかどうかである。