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コラム
メンタルケアの必要性 |自分らしく働くために
2024年3月30日
コロナ禍をキッカケにこれまでの働き方や暮らし方が変わり数年が経ちました。メディアでは悲しいニュースを耳にする事が増え、そもそも「幸せって何だろう?」「働くとは?」と原点に立ち返った方も多かったように思います。
そして少しずつコロナ禍以前に戻りつつある今、毎日が慌ただしく過ぎていく、そんな日常もまた戻りつつあるのではないでしょうか。ちなみに忙しいの「忙」の漢字は心を亡くすと書きます。心を亡くす前にメンタルな部分に焦点を当ててみませんか。
偏見の強い日本
日本では7~8割の人が生涯で何らかの精神疾患にかかるといわれています。うつ病や様々な精神疾患は性格に関係なく、些細なことがきっかけで簡単にこころのバランスを崩してしまいます。こころとからだは繋がっているため、こころが病気になると精神的な症状だけでなく、身体的な症状も出てきます。そうなると心療内科を受診し、薬で症状をコントロールするのが一般的です。
そもそも髪が伸れば美容院に行くように、体や肌の調子を整えるために整体やエステに行くように、日々消耗するメンタルをケアする感覚はまだまだ日本では少ないのではないでしょうか。
なぜメンタルケアが必要か
精神やメンタルなどの言葉を聞くと、自覚症状がない方は自分には関係のないことと思ってしまいます。けれど人にこころがある限り、バランスを崩す危険性は常に孕んでいます。症状が出てから対処するのではなく、症状として出る前にこころの調子を整えておくことが重要です。
なぜなら職場や家庭、学校、地域と、すべては人と人との人間関係の中で成り立っています。その中では良くも悪くも関りがあり、軋轢が生じることも多いはずです。一つ一つは些細な出来事でも、知らず知らずのうちに擦り減っていく。疲れたなという感覚から、慢性的な倦怠感に至る前に、ちょっとしたこころのモヤモヤを整理することができたら、問題は大きくならずに済みます。
セラピストの役割
中立的な第三者に話し、今の自分の状態を整理し、確認する。この中立的な役割を果たすのがセラピストです。大きな鏡の前に立ち、全身を確認するように、今の自分のこころの状態を知る、これこそがメンタルケアの基本です。それなら自分一人で事足りるじゃないかと思われがちですが、自分を確認するには正確に映し出す鏡が必要です。その鏡こそセラピストの役割です。
そもそも鏡が無ければ、自分を見ることができません。鏡がない状態で自分を確認しても、それはあくまでも自分が思い描く自分なので想像の範囲内です。もしかしたら、今の自分より過大に見ているかもしれないし、過小かもしれない。実際は深刻な状態なのに、自分は麻痺していてそれほど深刻さを感じていないかもしれない。
このように鏡がない状態では自己流のメンタルケアになってしまいます。ありのままの今の自分を映す=知るには、中立的な立場でありのままを映し出すセラピストの存在が必要不可欠です。
人生を楽しむために
近い将来、職業や立場に関係なく、誰でもメンタルケアをすることが当たり前の時代になっていくと思います。
人生を楽しむために、余計なストレスは抱えずに働く。特にこれから春に向けて新入社員の入社や異動など、環境の変化が増える時期を迎えます。一人で持つ荷物は重たいです。働くことが楽しく暮らすことの妨げにならないように。新たな季節を軽やかにスタートするために、メンタルケアを始めてみませんか。
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