鏡像関係は、絶対的孤独な人間の寂しさと孤立感を癒す
不妊の原因は要因もさまざまです。
原因が肉体的な器質障害ではないと判っている場合は、心的要因が考えられます。
その多くは無意識(言葉にできない心)です。
・やっと授かったのに流産してしまった
・今度こそ、と不妊治療したにもかかわらず結果がでなかった
など、意識上は赤ちゃんが欲しいのに、思うとおりにいかないのは無意識が作用しています。
ここでは無意識が作用している不妊の心的要素についてお話しします。
子供ができない心の要素3つ
1.願望 産めたらいいな…
子供が欲しいという動機が曖昧なため
「産みたい」という欲望ではなく、「産めたらいいな」という願望。「…いいな」という心
2.出産後の不安
【養育不安】
自分の養育史が、母の愛や優しさ、幸福感が見当たらないことを知っているために、
・自分は育てられるだろうか?
・子供を愛せるだろうか?
・かわいいと思えるだろうか?
・私のようになったらどうしよう…
など様々なことが渦巻いて不安になります。
出産と育児は、母が自分をどう見ていたかを、
自分が赤ちゃんを見つめるまなざしの中に見つけようとする試みです。
無意識のうちに母のまなざしの意味を知っているために、不安になるのです。
【経済不安】
お金の余裕が無いのに育てられるだろうか?
経済的に不安だと、やはり躊躇します。
【環境不安】
外的な要因として、母体を取り巻く家族や地域、社会福祉等の支援が必要です。
これがないと、安心・安全の確保が難しく不安になります。
安心して妊娠できません。
3.奇形児を産んでしまうのでは…
養育史に問題がある人、または母の愛や優しさ、幸福感を知らないために心が歪んでしまった人は、障がい者を産んでしまう不安を常に抱いています。それは自分がどこか欠けていると、何となく漠然とした思いを持っているからです。
このように出産に至るための心の妨害要素が三つあるため、不妊へとつながってしまうのではないでしょうか。
不妊に至る人とは
不妊に至る人は、常に人間とは何かを問いかけている人です。それは「人間を産みたい」という良心があるために葛藤します。
悲しいかな、不妊症の傾向、もしくはそのような症状を出す人は極めて人間的。
あまりにも人間的な人と言えるでしょう。
心的要素の解消:心を変えて子供を産む
上記三つが不妊の原因、不妊に至らせる心の要素です。この三つを明らかにして意識化し、無意識を書き換えれば妊娠に至る可能性が出てきます。意識化とは、言葉にできない心を言語にすることです。無意識から表に表出すると、心は変えられます。
そのとき、自分の本当の心が見えるのではないでしょうか。
精神分析家は、無意識を言語化し寄り添いサポートいたします。
自分でも知らない自分を知りたくないですか。そして本当に望む自分を生きHAPPYに過ごしたいですね。
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