エンディングノートを記す際の心がけ
皆様、こんにちは。
今回は「終活」に際しての心構えについて書いていきます。
気楽に、着実に
残される家族のために、自身のエンディングに向けて準備を進める「終活」。分からない事だらけで不安になるのは当然だと思います。その不安感から、終活に臨むに際して思い詰めてしまって、終活そのものが嫌になってしまう方もいらっしゃるようです。
いざという時の備えですから、早めにしておくに越したことはないのですが、あまり焦らず、一つ一つ着実に進めていくことが肝要です。むしろ、見聞を広めるという意味で、楽しみながら取り組むぐらいの方が、ストレス無く準備が出来ると思います。
全部を背負い込むことはない
前回書いたように、『家族のため」を思うあまりに、全てを自分で準備しよう、完璧にしておこうと気負ってしまうと大変です。確かに、何から何まで完璧に準備しておけば、ご家族としては楽な思いが出来るでしょう。しかし、終活というものは複数の分野にわたり、今までそのようなことを考えてこなかった身としては、情報収集するだけでもなかなか時間がかかります。ご家族とよくご相談して、協力を仰ぐ。自分に出来る範囲のことを見定めて、後のことはご家族に任せる、という視点を持つことも大事です。
次回からは、具体的に何をすべきか、という事をお話ししていきます。