イスラム教とお墓の関係
多くの方が仏教で葬儀やお墓の法要・儀礼を行いますが、神道(神社)でご葬儀を執り行われる方もまだまだいらっしゃいます。
神道式の墓石は、一般的な和型が基本形となりますが墓石の先端部を尖らせた独特の加工を施します。
この加工のことを「兜巾加工」(ときんかこう)と呼びます。この加工を見れば、一目見て神道式のお墓と分かるんですね。また、神道ではお線香を使いませんので、お線香をくべるための香炉がありません。香炉の代わりに八足を置く方も多いです。また、卒塔婆供養も行いません。
神道では、無くなった方は「神」になります。ですから、戒名ではなく「諡名」(おくりな)をつけ、墓石や墓誌に彫ります。仏教式に見慣れていると物珍しく感じるかもしれませんが、霊園内を見渡すと、神道のお墓は意外と建てられていることに気付きます。霊園に行く機会がありましたら、探してみて下さい。