西浦光洋プロのご紹介
大阪から世界へ。日本の水墨画の魅力と技術を伝える水墨画家(3/3)
初めて水墨画を見た感動を胸にその研究と発展に尽力
日本水墨画の研究と発展に尽力している西浦さん。初めて日本の水墨画を見たときのことを振り返り次のように話します。
「喜井黄羊(矢野鉄山の高弟)(きい こうよう)先生の展覧会で水墨画を目の当たりにしたときは、衝撃が走りました」
その後、西浦さんが水墨画の世界で生きることを決意したのを見れば、その感動のすさまじさは想像に難くありません。「クールジャパンとして、日本の水墨画を世界に」という大きな目標を掲げ、教室開催のほか自身の創作活動にもまい進しています。
「綿々と受け継がれてきた日本の水墨画文化を、後世に伝えていかなければなりません。そのために、今後は後継者の育成にも力を注いでいきたいと思います」と意欲的な西浦さん。初めて水墨画を目にしたときの感動を胸に、未来につないでいく使命を語ります。
「日本の芸術のレベルは、世界が目標とするほどです。思い込みは捨て、もっと自国の文化に誇りを持つべきだと考えます」と話します。
先入観にとらわれずに「良いものは良い」と判断する考え方で、生徒が描くどんな水墨画も受け入れる寛容な西浦さん。その度量の広さについて「師匠に教えられたんです」と照れ笑いを浮かべます。
墨と筆で描き出される自由な世界。憧れの水墨画を習うなら、伝統ある日本の水墨画に触れることができる西浦さんのもとへ足を運んでみてはいかがしょう。水墨画と向き合う心は自然と洗練され、終わりのない「生涯の趣味」に出会うことができるはずです。
(取材年月:2018年12月)
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