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西浦光洋

水墨画の専門家

西浦光洋(にしうらこうよう)

西浦光洋水墨画教室

コラム

水墨画の学び方

2012年1月24日 公開 / 2012年3月21日更新

コラムカテゴリ:スクール・習い事

 趣味として、楽しみとして絵を描く、それは心が癒され、気持ちが豊かになるだけでなく、

身も心も若く健康に保つ秘訣のひとつでもあります。

 水墨画はその中でも大変面白くて楽しい芸術です。

 水墨画は難しい!多くの方がそんな印象を持っているようですが、誤解が多いのです。

 きちっと正当な指導者について、基本から慌てず丁寧に学べば、易しく楽しく早く

上達していくものなんです。

 今、言ったことの逆をする方が案外多く居て、その方々が結局、筆を投げてしまって、難しい

といった結果に終わってしまうんです。

 例えば、独学で色々な水墨画の教本などを読み、正しいことをしているつもりでも、だれにも注

意や訂正を直接受けずにいたばかりに、悪い癖や間違った技法が身に染み付いてしまった。など

です。

 このような場合、新しく指導者について学び始めても、悪い癖を訂正するところから始めなければ

ならず、かえって、ハンデイキャップを持つことになってしまいます。
 
 1.正当な指導者につくこと
 
 2.基本から丁寧に習う

 3.慌てず、ゆったりとした気分でお稽古する。
 
 この3つを心がけて習えば大丈夫です、水墨画を易しく、楽しく、早く学ぶことができます。

  2.の基本から丁寧に習うとは、第1に、描くところを見ることです。

                第2に、最初に筆に少し慣れるような簡単な画材を練習する。

                第3に、基本の四君子(蘭、竹、菊、梅)を練習する。

 第1は、指導者に描くところを見せてもらいながら説明を受け、なお且つ、間違ったところや分

かりにくいところをリアルタイムに訂正、指導してもらうということです。

 第2はそのままの意味で、筆や墨、淡墨に慣れることです。

 第3は四君子の練習です。

 水墨画においてこの四君子はひじょうに重要で、いかに的確に的を得た指導を受けるかによって、

それ以後の上達度合い等、水墨画の楽しさや面白味にまで大きな影響があります。

 水墨画、といっても色々な題材があります。花鳥風月、野菜果物、四季折々の山水などなど、

でも、水墨画の基本といえば、やっぱり四君子ということになります。

 四君子とは蘭、竹、菊、梅のことをいいます。この4つの画材は、色々ある中でも最も難しい

部類に入ります。非常に多くの水墨画の技法がこの中に凝縮されています。

 3.はお稽古そのものを楽しんでもらうということです。楽しいから続けて、趣味として、

楽しみとして学べるんです。

 水墨画を学ぶのに、一人で迷っていては時間がもったいないです。テキストを見ながら頑張っても

知らず知らずのうちに悪い癖がついてしまって、後で後悔しては時間の無駄です。

   指導者に直接学ぶ大切さを理解、納得してください。

      これが水墨画を描く最良の方法です。

     色々な学び方がある中で大事なことは、

1、描くところを見ること。

2、練習するところを見てもらいながらアドヴァイスをしてもらうこと。

3、指導者が目の前に居て質問に直に答えてもらえること。

4、技術的なことを直に修正してもらえること。

要するに生徒さんと指導者が対面しながら学んでいくことが大事だということです。

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