大学生の一人暮らしにおける注意点と楽しみ方のコツ
大学生にとって一人暮らしは、親元から離れて生活をする、はじめての体験。嬉しい反面、やはりきちんと生活ができるかどうか、少し不安になる時もありますよね。
そんな時、大学生の一人暮らしでは、実際にどのぐらいの生活費がかかるのか知っておくと良いです。みんなの生活費の平均が分かれば、自分の生活も見直すことができますよ。
大学生の一人暮らし、生活費の平均は？
日本学生支援機構が発表している「平成24年度 学生生活調査について」では、一人暮らしをしている大学生の出費は平均で「年間2,185,100円」となっています。この金額は学費と生活費が合計されているため、それぞれを分けると学費が「1,090,100円」、生活費が「1,095,000円」となります。
これを、月に換算すると、生活費の平均はおよそ「9万円超」。
ということは、一人暮らしをしている大学生は、平均で見ると「月9万円」の生活費で生活をしているということになります。
生活費の内訳
では、生活費9万円の内訳はどのようになるのでしょうか。内訳はおおよそこうです。
「食費2.1万円」「住宅・光熱費4万円」「保険0.3万円」「娯楽・嗜好品1.2万円」「その他1.4万円」。
この結果を見ると、家賃4万円ほどのアパートかマンションで食費2万円ほど、趣味は1万円ほどで過ごすのが平均的な大学生の生活スタイルだということになります。「その他」の部分には、携帯代やネット代なども入ってくるので、スマホユーザであればこのぐらいの金額になってしまいますね。
生活費を見直すためにできることは？
このように大学生の一人暮らしでは、あまり贅沢をするような生活環境にいる人は少ないように思います。
そのため、もし平均を大きく超えてしまっている場合は、家賃の安い場所に引っ越したり、外食ばかりではなく、自炊に挑戦するなどして、食費を削って節約をしていきましょう。
娯楽・趣味に関しては、大学生ですので金額が増えてしまうこともあるかもしれませんが、全体の生活費から、うまくバランスを取れるように見直してみてくださいね。
ちなみに大学生の「収入面」に関しては、学費を除いた生活面での親からの仕送りが「月3～3.5万円」ほどです。
その他、奨学金を受け取っている人はこれに追加して「月4万円」、アルバイトで「2.4万円」ほどが大学生の平均的の収入金額となっています。
もし生活費に困った時などは、アルバイトを増やしてみるなどして、うまくやりくりできないか検討してみてください。
