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山田泰平プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

家族葬を選ぶ前に

山田泰平

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 十年前ほどから聞きくようになった『家族葬』なのですが、いったいどのようなお葬儀なのでしょうか。
 一昔前、十年前のお葬儀では地域の町会、自治会のお手伝いのなか進められていました。会葬者も多く近所の方が、炊き出しに受付に手伝いに来てもらい。場所は地域のお寺や集会所、老人憩いの家などの会館も多く使われていました。
 
 そして、最近のお葬儀は『家族葬』となり会葬者もほぼ身内のみで、場所は葬儀専用会館になり、地域・自治会のお手伝いも無くなりました。
 その葬儀の中身はというと、お葬儀をする家族側からいうと会葬者が少なくなり、近所の方のお手伝いも無くなり、家族は多方面への気遣いがなくなり、故人との時間もゆっくり取れるようになってきました。よく聞く言葉が「こんなに、ゆっくり過ごせたお葬儀は初めてだ」という言葉です。
 身内だけのお葬儀は、焼香順位を決めたり、代表の挨拶をしたりすることもほとんどなく、家族だけの時間をゆっくり過ごすことが出来ます。 
 
 しかし、地域社会からいうと友人知人は、亡くなった事実をただ喪中ハガキなので知ることになります。家族からすると生前の交友関係は故人が言っていた言葉などでしか推測することが出来ず、友人知人は最後に顔を見て分かれることも出来ません。

 友人一人を呼ぶと他の人も呼ばなければならず、家族葬をとり行うことは出来ません。

 家族葬専用式場は小さな式場が多いです、当社の家族葬専用式場も20名ほどのスペースなのですが、時には友人が友人を連れてきて、30名ほどになり式場内で人がごった返すこともあります。

 お葬儀はその人が生きてきた、人生を色濃く表します。交友関係が広い人は、その分お別れしたい友人知人の方が多方面に多くいる事でしょうし。年を取られて、外にも出ることも無くなり、病気になり周りとの付き合いもない人もいると思います。

 質素にとり行うのが家族葬ではなく、家族だけで送るお葬儀が家族葬であり、生前から趣味が多く友人が多い方は家族だけでお葬儀をするのではなく、一緒に過ごした仲間や友人と一緒に送るお葬儀をされてはいかがでしょうか。

 当社では会葬者が多いお葬儀の場合は、大阪市立の火葬場に併設されている、式場などでとり行います。
http://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000369334.html

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山田泰平
専門家

山田泰平(葬儀)

株式会社大阪セレモニー

故人と親しかった人たちだけが集まって少人数で営む家族葬や、故人やその家族の要望に沿った葬儀を提案する。価格は明瞭に提示している。葬儀後の各種手続きの案内、仏壇、お墓等、そして相続関係も親身に対応。

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